色んなタイプの雑穀米を試しているのですが、今回はこういうのをゲットしました。ハウスから出ている「香ばし十五穀」というもので、もち米が入っているのが特徴です。
私の場合、中国旅行で僻地に行った場合とか、釣りで周囲に食事する場所がないことを想定して、野外での調理を学びつつ、保存が効いて、携行しやすく、旅先で栄養を補給できて、体質にあった、自分だけの「旅行食」を追求しているわけですが、雑穀米にこだわるようになったのは、自衛隊でも採用されている…と聞いたのもヒントになっています。
自衛隊御用達の雑穀米
自衛隊の使用している雑穀米は、駐屯地によって違うようなのですが
▲こちらは採用されている1つのようです。
この業務用十六雑穀米は日本中の自衛隊で採用されております
自衛隊では7.5kgのお米にこの十六雑穀米500gを1袋入れて炊飯されています
▲こちらを一度試してみたいとは思いつつも、旅行に持っていくのなら、小分けになっている方が使いやすいので、どうしたものかな…というところ。
とりあえず、近所のスーパーですぐ手に入るのを中心に色々試しているところです。
「香ばし十五穀」の特徴はホワイトソルガム
▲というわけで、今回試すのはこちら。 パッケージの裏の「原材料名」を見ると…
もち米、黒米、とうもろこし、小豆、大麦、そば、はと麦、黒豆、黒ごま、白ごま、発芽玄米、ホワイトソルガム、もちあわ、もちきび、アマランサス、(原材料の一部に大豆を含む)
…とあります。
前回の「十六穀ごはん」は、
もちあわ 、発芽玄米 、黒米 、豆(大豆) 、アマランサス 、たかきび、キヌア、小豆、黒ごま、白ごま 、はと麦、赤米、もちきび、大麦、とうもろこし、うるちひえ
…ですから、なんとなく似たような内容ですけど。「香ばし十五穀」は「ホワイトソルガム」が入っているのが特徴ですね。
▲こちらを見てみると、
鉄は白米の約4倍 カルシウムは白米の約2倍 マグネシウムは白米の約5倍
…と書かれています。
私は貧血っぽいので、鉄分が多いのは嬉しいです。この方が旅行中の「旅行食」には向いているのかも。
▲この手の雑穀って、「30g×6袋」というのが基準になっているようですね。
▲こちらは中身。はくばくの「十六穀ごはん」とよく似たパッケージです。
実際に炊いてみました
▲「香ばし十五穀」を袋から取り出すとこんな感じ。「十六穀ごはん」の方は細かい粒が多かったような気がします。
▲スノーピークの「ソロセット焚」に米160ccと「香ばし十五穀」1袋を入れ、水250ccを加えて(前回の十六穀ごはんの時は220ccでしたが、最近はちょっと多めにするようになりました)、いつも通りの「4分、15分、15分」で炊いてみました。
▲これらは白米を炊飯した事例ですが、一応参考まで。トランギアメスティンのような角型の飯ごうでも「1合炊き=4分、15分、15分」は有効です。
▲出来上がり。「香ばし十五穀」の場合、炊き上がって、お茶碗に移す時に、簡単に「スポッ!」と中身が抜けます。たまたま火加減なんかのせいで、そうなっただけかも知れないけど…。
見た目は「十六穀ごはん」の方がキレイな炊き上がりになりますね。
▲実食してみたところ、食感は「香ばし十五穀」の方がさっぱりして食べやすいかな…というところ(※個人の感想です)。ハウスは食べやすさや食感を重視したのかも知れません(※個人の感想です)。
1回食べただけなので、ホワイトソルガムの効果は、明確にはわかりませんけど、好感の持てる食味でした。
しばらく続けて食べてみようと思います。