▲カナダ軍のウェブサイトが中国のハッカーに攻撃されたかも…という記事。内容を要約すると…軍だけではなく政府機関が広く狙われているのがわかりました。
攻撃を受けたサイトをグーグルで検索してみると…
▲ハッカー攻撃を受けたのはこちら。
「Canadian Armed Forces Jobs」というサイトで、人材募集のサイトのようですが、記事によれば中国政府のウェブサイトに飛ぶようになっているとのこと。
上記URLは現在停止されていますが、グーグルであのURLを検索すると…
▲検索のトップに中国政府網が来ます。
このブログ記事の執筆の時点では、まだカナダ軍の人材募集サイトは復旧していないようですが
▲カナダ軍ウェブサイトの本体は、大丈夫なようです。
2016年だけで4500回以上のサイバー攻撃
以下、RFAの記事を要約すると…
- カナダ政府の自然資源、エネルギー及び環境部門のウェブサイトが繰り返しサイバー攻撃を受けており、他の部門が受けた攻撃を合わせた数よりも回数が多い。
- カナダ政府の自然資源、エネルギー、環境部門のウェブ・サイトが今年受けてシステムに障害が発生したのは2078回。
- 同時期にその他の部門が侵入されたのは2493回
- カナダ国家情報局CESの発表によれば、2016年は現在に至るまで政府機関のコンピューターシステムに4500回以上の侵入を受けている。
- その内、3回は政府のデータが盗まれているが、それらに国家機密は含まれていない。
- この3例は、自然資源部門、安全情報と国防部門、政府行政部門で発生した。
- CESはこれらのハッカー攻撃の具体的な動機を明かしていないが、純粋なイタズラ、スパイ活動、クラッキングとだけアナウンスしている。
カナダはサイバー攻撃に弱い国?
ただし、「カナダ ハッキング」で検索すると、カナダはしょっちゅうハッカーによる被害を受けているみたいでして…
もしかしたら、カナダはネットセキュリティに脆弱性がある「お国柄」なのかも知れませんが、日本は大丈夫なのでしょうか…。