黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

「テンペ」とは何か?…観察・実食してみました

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▲こちらの記事を公開してから、ツイッターで多くの反響を戴きました。単にダシを取った後の昆布を刻んで、厚揚げとモヤシと一緒に炒めただけのツマラナイ料理なんですけど、こんなにウケるとは恐縮でありますw

ただ、上掲のツイートの後で、厚揚げじゃなくて「テンペ」でも良さそう…というリプライを戴きました。

【目次】

テンペ?

初耳なので、早速調べてみました

テンペ研究会の会員さんからもリプライをいただいては、メチャクチャ気になるではないですか!

もう頭の中はテンペ!テンペ!テンペ!テンペのことだらけになって、仕事が手に付かない!!

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▲というわけで、早速ゲットしました。こちらがそのテンペです(^o^)v

観察と試食

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▲たくさんの大豆が煮凝りみたいになって固まってますね。この白い「つなぎ」みたいなのがクモノスカビ?みたいなんですけど、この部分がフワフワじゃなくて結構カタイのです。

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▲断面。こんな感じで大豆がギッシリつまっております。

最近の豆腐はここまで大豆を使ってないでしょうね。テンペはかなり贅沢な食べ物です。

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▲端っこを切り落として小指ぐらいの大きさに切ってみました。そのままでちょっと食べてみましたが、納豆とは違ってクセのある風味はありません。

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▲油で数分軽く焼いてみました。

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▲キレイにこんがり焼けました。まずそのままかじってみると…テンペそのものには特に味はありません。ただの大豆のカタマリです。

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▲ガーリックソルトで食べてみました。

テンペを油で焼いてみると、油が吸収されてしまい表面が濡れていないので、ガーリックソルトはくっついてくれません。つまり、味を絡めようとしたら、衣なりソースが必要になります。

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▲そこで焼肉のタレをつけてみると…これは美味しかったです。私はエセベジタリアンの時々素食な人なので、たまに木綿豆腐にから揚げ粉をつけて焼いて、焼肉のタレで食べるのですが、この組み合わせが非常に良いので、テンペにも合うのではないか…と思いました。

ようするに、テンペを食べようと思ったら、味付けには一工夫いるようです。

テンペのあんかけ唐揚げ

とりあえず何かテンペを使って一品作ってみることにしました。

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まずはテンペをこんな風に切ってみました。

テンペは大豆のカタマリなので、分厚いと中まで火が通りにくいです。ですから5~7ミリぐらいに切りました。

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▲ボールにうつして、唐揚げをまぶしてみました。

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▲フライパンに油を引いてゆっくり焼いてみました。

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▲ほどよく香りがしてきたらひっくり返します。

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▲少し焦げ目が付く程度にしっかり焼いた方がいいですね。

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▲それから水溶き片栗粉、醤油を入れました。まるで五平餅みたいなニオイがしてきますw。

本当なら味醂がほしかったのですが、切らしていたので、砂糖を少々入れてみました。

実食

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▲お皿に盛り付けて出来上がり。

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▲テンペそのものは固くて油は吸収するものの、味をからめるのは難しいので、衣をつけた上であんかけ…みたいなやり方でないと味を絡ませるのが難しい…と思ったわけですが、これだとあまりダイエットにはならないのかな…味付けには今後もっと工夫してみようと思います。

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▲でも、初めてのテンペ料理の割にはキレイに仕上がったではないですか(^^)

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▲肝心のお味の方は…固めの豆腐みたいな感じかな。柔らかさにかける豆腐ハンバーグみたいな。ソースにこだわって、これに野菜とか添えてあげれば、立派な一品になると思いました。レパートリーが増えたら、もう肉をやめて、蛋白補給をテンペに切り替えるのもありかも。

おまけ:日本での入手法

この記事を公開してから、「どこで売ってるの?」というリプライを幾つか頂いているので、こちらにまとめておきます。

1:ネット通販で買う

それと、ワタシ的に嬉しかったのは、冷凍保存すれば1年ぐらいは持つらしい…ということ。どこにでも売っているものではないけど、まとめ買いして冷凍保存しておけば、ここぞという時に使えます。ネット通販だとたくさん買わないと送料無料にならないのですが、まとめ買いして冷凍しておけば良いわけで、ネット通販で購入する…というのが一番合理的でコスパの良い入手方法と思います。

▲それと、日本でテンペを生産しているところから直接購入する方法もあります。

テンペ ルスト

▲こちらは滋賀県でテンペ生産をしているそうです。

2:インドネシア食材の店で買う

大都市だとインドネシアの食材を扱う店があり、そこでテンペを置いているみたいです。

 ■インドネシア食材 SALAM(大阪)

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27099346/

他の地域でも探せば、取扱店はあるように思います。

3:自分で作る

▲こちらで見る限り、テンペ菌が入手できれば自作もさほど難しそうではないようです。

▲こちらを見ると、テンペ菌の販売も行っております。

テンペのおいしいレシピ―腸もお肌も若返る話題の大豆食材

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