▲公開以来、日本全国のみならず、全世界の日本語使用者のラオガンマファンに読まれるようになってしまったラオガンマ大全。我がブログで最も読まれている記事になっております。
ツイッターでも色々質問をいただいて、私も責任を感じつつありますので(笑)、今後は「大全」を完成させ、詳細な情報を充実させようと思っております。
そこでまず第一弾が、表題の件。
▲中華食材店へ行くと、右の「香辣脆油辣椒」が売られていることがありまして、どうやら「玉葱ラー油」の中国版(というのかオリジナル。「玉葱ラー油」は日本向けのラベルです)らしいのですが、本当にこの2種類は同じものなのかを検証してみました。
見た目と味を比較してみました
▲左が玉葱ラー油、右が香辣脆油辣椒。見た目は一緒です。ただ、瓶に入れたままではわかりにくいですね。
▲そこで、小皿に取り出してみましたが…左が玉葱ラー油、右が香辣脆油辣椒。ほぼ一緒ですね。
▲玉葱ラー油
▲香辣脆油辣椒。
見た目と香りは全く一緒でした。
食べてみたところ…味も一緒でした。
1回のテイスティングで答えを出すのも良くないかと思い、数日にわたって何度もテイスティングしましたが、たまにどっちを食べたのかわからなくなるぐらいに一緒。っていうか、全く一緒でした。
ラベルの記載内容も一緒なので、配合なんかも一緒だと思います。どっちが塩味が薄いとか、そういう差も感じられませんでした。
だから、購入にあたって、どっちが良いとか、中国向けは日本向けと中身が違う…ということは気にしないで良いと思います。
輸入者が違う
▲こちらがいわゆる「日本向け」ラベルの玉葱ラー油ですが
▲「輸入者」が「有限会社老干媽日本」になっています。いわゆる「ラオガンマ・ジャパン」です。
▲こちらが有限会社老干媽日本のウェブサイト。
▲こちらは中国で販売されているラベルそのままの「香辣脆油辣椒」ですが…
▲こちらは「輸入者」が「株式会社嘉恒貿易」になっています。
▲こちらが株式会社嘉恒貿易のウェブサイト。
ようするに、この2つのラベルの違う「玉葱ラー油」は、輸入者が違う…というだけの差じゃないかと思われます。
私が見る限り、リアルの中華食材店で、少し前までラオガンマジャパンのラベルで売っていたのに、在庫が残り少ないな…と思っていたら、嘉恒貿易のラベルのものが大量入荷していたりするので、ラオガンマジャパンの在庫が切れた時に、嘉恒貿易の方から商品を入れたりする…みたいな事情になっているものと思われます。