いつも旅に行くときは、なるべくPCを持っていかないようにしています。じっくりPC操作する時間もないし、荷物はできるだけ軽くしたいので。
それに、旅行中にデジタルデバイスに触れるのは、ほとんどがスマホになってしまいます。そこでいつも問題になるのは「充電」ですね。昼間の移動中なんかは、モバイルバッテリーに挿しておけばよし。
でも、夜寝る時とか、ホテルの部屋にいる時にいつも困るのです…
【目次】
USBケーブルの悩み
ホテルの部屋にいる時に、電源が挿せる場所が不便なところにしかなくて、USBケーブルが短いと、充電しながら操作するのが大変とか、実質できないとか、そういう経験ってありませんか?
テレビの裏側の窮屈な場所にしかコンセントがなくて、ケーブルが短いとスマホをテレビ台の上に置くのも出来ないとか、ベッドサイドのライトの下の方にコンセントがあるんだけど、そこに挿してしまうと、ベッドで横になりながら、充電中のスマホを操作できないとか…私はそういう窮屈な体験をしょっちゅうやっております。
今までは
- コンセントにはモバイルバッテリーを挿して充電し、スマホの充電はモバイルバッテリー経由でしかしない
- もしくは延長用のUSBケーブルを別途持って行って、つないで使う。
…という対策をやってました。
使いやすいけど壊れやすい巻取り式
延長用のUSBケーブルは巻取り式のがあって、これがコンパクトで旅行にもっていくのには丁度良いのです。
ただ、モバイルバッテリー経由の方法だと、部屋で充電しておくモバイルバッテリーと、スマホを充電するモバイルバッテリーで、2台体制にする必要が出てきます。
延長用のUSBケーブルは、いざ使おうと思ったら見当たらなかったり、壊れてたりします。巻取り式のUSBケーブルって壊れやすいのです。
▲こちらが巻取り式USB。使いやすいけどよく壊れるので10個ぐらいの単位でまとめ買いして、常に2、3個持ち歩いております。
▲壊れるのはこのケーブルと接続端子の接合部分。ここから断線します。
▲ちなみに、香港雨傘革命の時に携行していたのも、この巻取り式USBケーブルでした。伸縮自在で使いやすい反面、断線しやすく、特に頻繁に伸縮させてハードな環境で使用していると断線が頻発して、肝心の時にスマホを使えませんでした…。
「黒色中国は何を細かいことでグチグチゆっとるんだ!」
と思う人もいるでしょうが、旅行というのはこういうどうでもいい小さなことに足を取られて、ジワジワと苦しめられて余計なストレスやトラブルが積み重なってくるもので、こういう細かい問題をシラミ潰しに解消していくのが、快適な旅行の秘訣だと思います。
SYNCWIREのUSBケーブルとは?
そこで、「とりあえず頑丈で長いUSBケーブルがあればいいんじゃない?」と思い、探してみたのが…
▲こちら。「SYNCWIRE」というものです。
▲箱を開けると、こういう白い四角いのが2つ…
▲このケースに2mのUSBケーブルが巻かれております。
▲ちなみにこのケース、樹脂製で非常に作りが良くて再利用出来るものなので重宝します。そして、SYNCWIREのUSBケーブルを使う上で必需品でもあると言えます。その理由を説明しますと…
▲SYNCWIREの特徴はこのケーブルの表面を覆っている、高耐久ナイロンカバーなんですけど、三重メッシュ加工になっておりまして、ちょっと触った感じは金属みたい。そしてこれぐらいしか曲がりません。その代わり1万回の折り曲げ、15kgの負荷にも耐えられるとか。
▲だから、ケーブルだけで巻いて束ねようとしても、これで限界。嵩張るので最初からついてくるケースに収めるのがベスト…というわけです。固さといい、感触といい、ナイロンじゃなくて、金属みたいで、名前の通りワイヤーロープみたいなんですけど、これって機内持ち込みの時に止められないのかな…心配です…
▲あと、端子とケーブルはレーザー溶接で断線しにくいとか。
▲Quickcharge 2.0対応、2.4A・5Vの出力で、480Mbpsの転送が可能…だそうです。
とりあえず一ヶ月近く使ってみた感想ですが、今のところ、これ以上頼りになるケーブルはないかな…という感じ。
これぐらい長いと、旅行の時でなくても、普段の仕事机の周りでも、充電しながら、いろんなところにスマホを置けて、使いやすいです。あとは、実際にどれぐらいの耐久性があるかですね。一年以上は持って欲しいものですが、もし壊れたらこちらでまたご報告しようと思います。