黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

「送りつけ詐欺」の荷物の受け取り後に受け取り拒否が出来た件

SPONSORED LINK

表題の件、最近体験したのですが、ググってみると同じことでお悩みの人も少なくないようなので、一応情報共有しておきます。

【目次】

親から連絡があった

ある日、私の親から連絡があり、「荷物が届いてるよ」と言う。

全然心当たりがないので、早速現物を見て確認してみると…

  • A5サイズぐらい、厚み2,3cmぐらいのダンボール箱で軽い。
  • 社名と住所が書かれている。
  • 電話番号はない。
  • 社名から察するに、何らかの健康食品?みたい。
  • なんらかの商品が入っているらしい。「試供品」とは書いてない。
  • 実は、宛名は親であって、私ではなかった。
  • 親も全く心当たりがなく、宛名をちゃんと読んでなかったので、私宛に届いたものとばかり思っていた。

普通、送り主の会社の電話番号ぐらい書いてそうなものだけど、電話番号は全く書いてない。

「開けたら、中に書いてないかな…」

と思ったが何だか怪しい…。

そこで一旦手を止めて、ネットで社名を検索してみると、「送りつけ詐欺」で有名な会社なのがわかった。

受領印を押した後の受け取り拒否はできない

この手の「送りつけ」の荷物は、受け取りを拒否しなければいけないが、母はすでに押印し受け取っている。押印後の受取拒否…受領の取り消しはできるのか?

ググってみると…

「受領後の受取拒否は、原則として受付できません」

「サインまたは押印した時点で配達は完了しますので、サイン・押印をした場合は未開封であっても受取拒否はできません」

…などと書いてるものが幾つか見つかった。

「原則」とはどういうことだろうか?

▲こちらを見ると…

  1. 多人数が集合する場所の受付において受領印が押印されて配達されたものである。
    【多人数が集合する場所の例】
    企業、病院、集合住宅で管理人等本人以外が受け取って本人に渡す場合
  2. 受領後遅滞なく受取拒否のお申出がある
  3. 開封しておらず、封かんに異常がない
  4. 配達証明、特別送達、代金引換をご利用していない

…とある。まず(1)は該当しない。(4)はOK。(3)は大丈夫…まだ開けてない。そして(2)ということだから、次の日の朝にすぐ、最寄りの郵便局へ電話すれば大丈夫か。

でも、郵便局のこの説明では、「以下の条件をすべて満たしている場合のみ」と書いてある。(1)が全然該当しないのだが、果たして大丈夫だろうか?ググって見たところ、受け取り後(押印後)の受取拒否(受領の取り消し)はかなり厳しいらしいのだ。

意外とカンタンにできました\(^o^)/

翌朝、母の家に郵便物を届けた郵便局に電話をした。

事情を説明してみると、すぐに受取拒否を承諾してくれた。

本来的に、先程の郵便局の解説ページで示された「条件」全てに合致しないのだが、どうやら最近はこの手の送りつけ詐欺が多いため、堅苦しいことを言わず、すぐに受領を取り消して、受取拒否の扱いにしてくれるようだ。

母宛に郵送されてきたものを母本人が受領印を押して受け取っているが、そもそも荷物が来る予定もなかったので、母は自分の荷物とは思わず、家族の誰かのものなのだろう…と思い込んで受領印を押していた…という説明を郵便局の中の人にしたのだが、この情況が上掲の条件(1)に該当するのかも知れない。

郵便局まで荷物を持参し、窓口の人に渡すとすぐに受取拒否を認めてくれた。

以後、その会社からの「送りつけ」は再発していない。

* * * * *

以上、特に大したオチもない話なのだが、「送りつけ詐欺」の荷物が家に来ると、緊張しますね。同じようなことでお困りの方のために、こちらに私の体験をしたためた次第です(^^)