【メンタルがヤバい時にオススメ】
— 黒色中国 (@bci_) December 9, 2018
・古鎮へ行く
・菜市場へ行く
・中国茶を飲む
・トマ玉を食べる
・中国語の文章を読む
・香港の街市で食事する
・CCTVのニュースを見る
・珍しい中国料理を食べる
・亀ゼリー練乳がけを食べる
・少数民族の女子と仲良くする
・中国で他に日本人が来ない土地を旅する
『メンタルがヤバい時にオススメ』というお題でのツイートが流行っていたので、私も即興でツイートしてみて好評だったのですが、人によっては「それってなんですか?」という反応もあったため、こちらで解説してみようと思います。
今回は4番目の「トマ玉を食べる」です。
【目次】
トマ玉を食べる
トマトと卵さえあればすぐ作れてしまうトマ玉!とりあえず1日の終わりに幸福感が乏しいようでしたら、夜にトマ玉食べるとちょっと幸せになれます。
▲作り方はこちらをご参照下さい。
▲こちらは私が最近ハマっている「汁少なめ」バージョンの作り方。少ない汁に旨味が凝縮しているというのか。あと、トマ玉ラーメンにする時は、「汁少なめ」の方が良いです。
今までトマ玉についてはツイッターでもブログでも繰り返し語り尽くして来たので、もう書くことはないのですけど、これでこの4番目の話が終わるのも素っ気ないので、「トマ玉」のメリット…について書きます。
トマ玉がこんなに素晴らしい7つのメリット
(1)トマトも卵も入手しやすい
トマトと卵を置いてないスーパーとか、まずないと思うのっですね。1年通して入手しやすい。それと、どうせ炒めちゃうからキレイなサラダ用トマトである必要はないのです。
(2)トマトも卵も常温保存ができる
引っ越ししたばっかりで冷蔵庫ないとか、アウトドアや出先で調理しなくちゃいけないとか、そういう時でもトマトと卵は常温保存できるから問題ないのです。
生卵の運搬方法については
▲こちらの記事をご参照ください。
(3)誰にでも作れる、失敗はない
トマ玉は、料理の初心者でも必ず作れるカンタンな料理だと思うのですね。上手、下手は、あるだろうけど、根本的に失敗する…というのがない。どうせ炒めてグチャグチャになるわけだし。材料費も安いので、気軽にチャレンジできるわけです。
(4)トマ玉が作れると自慢できる
トマ玉の自作は、参入障壁が低い割に、作れると自慢できますね。中国人相手に、「私はトマ玉が作れます」というと、「ほお!」と一目置かれます。作ってあげると、「オマエのトマ玉はトマ玉じゃない!」みたいに言われたりしますが…これは私のトマ玉がかなり独自路線というのか、日本化しているせいなんですけど。
中国のトマ玉はかなり油たっぷりで、豪快に火を通してしまうので、トマトの原型がくずれてない状態のがあったりします。あれはあれで美味しいけど…まぁ、そうやってトマ玉談義に花が咲いて、中国人とも盛り上がれる。「コイツは日本人だけど、トマ玉が作れるんだ」と一目置かれるわけです。
(5)中国女子にモテる
中国女子と一緒に料理する時に、トマ玉を作ってあげると、ものすごく好感度アップしますね。
中国女性の多くは、日本人の男は男尊女卑の大男子主義と思い込んでいるので、日本の男は料理が作れない、料理は女が作るものだと思っている差別主義者だ…と誤解されております。
そんな中国女子のために、トマ玉をササッとつくってみせると、「あら、この人は鬼子じゃないのね!模範丈夫だわ!」と好感を持ってもらえるわけです。
※模範丈夫(モーファンジャンフ)とはアッサリいうと、「家事ができるダンナ」という意味で、模範的な配偶者、理想的な結婚相手だ…ということです。
別にトマ玉である必要はない?そりゃそうですけど、中国で日本料理作ろうとしたら素材から揃えるのが大変なんですよ。でも、トマトと卵だったら、中国全土どこにいてもまず間違いなく入手できますし、民族や宗教に関係なく誰でも食べられる。中国人が食べ慣れている家庭料理だから、「トマ玉が作れる日本人」というだけで、かなり親しみも感じるようになるのです。
だから、中国女子と仲良くなりたいと思っている人は、トマ玉を作れるようになっておくのが、結果にコミットする最もカンタンな近道です。
(6)多彩なバリエーションに展開しやすい
トマ玉は、キノコを入れたり、オイスターソースを入れたり、エビやイカなどの魚介類を入れたりするだけで、ちょっとグレードアップ、もしくは高級感ある料理に展開しやすいのです。
パスタに入れてもよし、ラーメンに入れてもよし。ご飯にのせてトマ玉どんぶりにするもよし。オリーブオイルを使って、仕上がりにオレガノパウダーをかけると、それだけでイタリアンな雰囲気に早変わりします。
1つ作れるだけで、こんなに融通がきく料理もなかなかないと思います。
(7)栄養がある、健康的である
卵もトマトも「完全食」と呼ばれるタイプの食材でして、
卵
たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンをバランスよく含んでいる。ビタミンCと食物繊維が足りない以外は、ほぼ完全栄養食と言える。以前は、コレステロールを取りすぎないよう1日1個が推奨されていたが、現在では2~3個食べても問題はないとされている。
▲ウィキペディアにこのような説明がありますけど、卵に欠けているビタミンCと食物繊維はトマトで補えばいいわけで、トマ玉って、結構栄養バランス取れているわけです。
料理をすれば、それだけで気分転換にもなるし、ササッと手早くつくれて、栄養バランスも良い…私も人間ですから落ち込むこともあり、特にツイッターみたいなことをやっていると、毎日が満身創痍で、心をズタズタに切り刻まれる日々なのです。
そういう疲れた時に、トマ玉をつくって食べていると、気分を切り替えて、栄養も満たし、「あともうちょっとがんばろう」と前向きな気持ちになれるのです。いままで、トマ玉に何度、精神の危機を救われたことか。
というわけで、「メンタルがヤバイ時」に、黒色中国は「トマ玉」を強力にオススメするのであります(^^)
▲こういうのが無くてもトマ玉は作れるのですが、私はこれって見かけたことがないのですね…あればぜひ試してみたいと思っているのですが。身近にスーパーとかでこれを売っているのを見かけたら、一度試してみるのも良いかも知れません。