年の瀬で慌ただしくしているが、年末年始はどうせどこにも行かず寝正月なので、今から読む本を探していたところ、ちょうど野嶋剛さんが新しい本を出された。ちょうど台湾のことが気になっていたので、すぐ購入した。
最近の本の流行なのか、この「台湾の本音」はかなり薄い。巻末の年表まで入れても203ページで、目次+本文でも185ページしかない。サクッと読むにはちょうどいいサイズである。
本書はシンプルな構成で、台湾に関する「6つの問い」に回答する形式になっている。
まだ本文を熟読してないけど、目次を見る限り台湾初心者向けの内容から、最新の台湾情勢まで網羅されているみたいだ。
今まで台湾に関する本は色々読んできたし、色んな立場からの「台湾観」が存在するわけだが、長年フォローして日々野嶋さんのツイートを読んでいる者として感じるのは、彼の台湾観は非常にフェアーだと思う。
それと、「台湾=親日」というのは、以前から私も気になっていたことで、私の台湾人の知人・友人にも「親日的な人」はいるけど、「そうでない人」も同じぐらいいて、どう判断すれば良いのか、イマイチわかってなかった。
台湾ではちょうど年明けに選挙があり、総統は変わるし、国会議員も総選挙。2024年は台湾情勢が大きく動く年なので、行ったことが少ないなりに(私は台湾には1度…数日程度しか行ったことがない)、台湾への理解をアップデートしておかねば…と考えていたところだった。今年の年末年始は本書を片手に過ごそうと思う。