米中対立が激化する中、コロナのせいで日本から出られない状態が半年続き、これからもまだ当分、日本から出られない。これから日本はどうなるのか。私がどう生きればよいのか、わからなくなった。
— 黒色中国 (@bci_) 2020年8月30日
そこで、しばらく東京に身を置き、ゆっくり考えようと思ったが、着いたその日に安倍総理が辞任した。 pic.twitter.com/QZ1ouYTwGu
8月の終わりに、数日間東京をブラブラとしていた。
その一部は、ツイッターで書いた通りだけど、これからのことを考えたくて、しばらく別の場所に身を起きたかったのだ。
あまりユックリできなかったけど、久しぶりに来ると東京は新鮮で、いい気分転換になった。
そこで、自分に何かお土産を…と思って買ったのがこの2つ。私の家の近くには、この2つはない。百人町でこの2つを見つけた時は、「うおおお!さすがは東京!大都会だなぁ…」と感心した。
上海梅林の午餐肉
▲午餐肉とは、「ランチョンミート」のことである。スパムと言った方が通りがいいのかな。梅林は上海に戦前からある缶詰メーカーで、香港の茶餐廳でも、上海梅林のランチョンミートが使われているという。中国産ランチョンミートは他にもあるけど、梅林のものが断然美味しい。香港の茶餐廳で使われているのは主に円形の缶のものなのだが、それは日本ではほぼ見かけない。
これを両面軽く焼いて、ラーメンに入れると美味しい。香港の茶餐廳でよく見るアレだ。当分は香港にも中国にも行けないので、自宅で香港茶餐廳料理を再現するために、この缶詰は必要不可欠だったのである。
台湾のサバヒーの缶詰
▲台湾にサバヒー(虱目魚)という美味しい魚があるのをネットで知って、ずっと食べてみたかったのだ。この魚は中国にも輸出されており、上海で食べたことがあるのだが、その時はあまり美味しいとは思えなかった。冷凍のもので、あまり新鮮でもなかった。油が多くて、口当たりの良い魚なのはわかったが。
いつかは、台湾にサバヒーを食べに行きたい(できれば自分で釣りたい)のだが、コロナのせいで台湾にもしばらく行けない。
今回の東京旅行で缶詰をみつけて、すぐに買ってしまった。400円以上はしたかな。あまり安くはないが、珍しいものなので、高すぎるとも思わなかった。こちらの缶詰はトマトソース煮である。日本人には魚をトマトソース煮にする発想がないけど、中国ではなぜかよく見かける。私は、上海でよく食べたタチウオのトマトソース煮が好きだ。
▲宜蘭県といえば、台湾の北東部だ。単にそこに工場があるだけなのか。そこでサバヒーが穫れるのか。地図を見ながら、想像を膨らませつつ、いつかは自分で釣りに行くことを想像する。珍しい外国の缶詰は、未知の世界から届いた手紙のようで面白い。
▲私が買ったのと同じサバヒーの缶詰をレポートしているブログがあった。
▲こちらは台湾までサバヒーを食べに行った人の記事。養殖魚なのか…天然物も探せばあるのだろうか…
デイリーポータルZの記事を見ると、日本にも冷凍のサバヒーが輸入されているそうなので、私も探してみようと思います。
試食レポートはまた後日(^^)
梅林午餐肉はネットでも売ってましたが、送料なども加えると割高ですね。なるべく中国食材店で購入した方が良いかと思います。