黒色中国BLOG

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トランギアのメスティンでご飯を炊いてみました

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トランギア・メスティンのバリ取りとシーズニングができましたので、早速試しにご飯を炊いてみます。

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まだ1度も使ってないというのに…「シーズニング」のため、米のとぎ汁と野菜くずと紅茶でグツグツ煮込んだので、すでに「貫禄」が出て来ました(笑)。

やたら評価が高いメスティンの炊飯能力の実力は… 

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炊飯の方法は、以前紹介したスノーピーク・ソロセット焚での炊飯と同じ手順で行います。

「ソロセット焚」は縦長の円筒形

「トランギア・メスティン」は横長の長方体

同じアルミ製クッカーでも熱伝導が違ってくるでしょうが、たぶん同じ方法で炊けるんじゃないかと思います。

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1合の米を30分間水に浸し、米をメスティンに移して水1カップを加えます。ちなみにメスティンのフタで米1合の計量ができるとか。西洋生まれのくせに、なぜか日本の飯炊きに最適化されている謎のメスティンです…

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中火で4分加熱。それから弱火で15分加熱。

この時に、フタが持ち上がって来ますけど、内部のスペースは余裕があるので、押さえつければ吹きこぼれず閉じることができました。

よく、YOUTUBEのメスティンの炊飯動画(世の中にはそういうジャンルの映像世界があるのです)で、重しをのせていますけど、やっぱり重しはしておいた方がいいですね。

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中火15分が終わったら、火を止めて15分の蒸らし。コルクの鍋敷きを使ってひっくり返しました。この方が蒸らしムラが少なくなるとかならないとか。炊飯動画だと蒸らしの時に、タオルでくるんで保温してますけど、今は夏で暑いので、保温のタオルはなしで、そのまま15分間放置しました。

写真に焼け焦げみたいなのが見えますけど、これは後でスポンジで軽くこすってやったら消えました。

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15分の蒸らしを終えて完成!恐る恐るフタを開けると…おお!YOUTUBEの炊飯動画と同じように、私も少し感動。確かに炊け具合がいい感じです。

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炊き上がりがベチャっとならず、一粒一粒がプリプリふっくらして、輝いてます。

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まぜまぜしてお茶碗によそってみました。

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実食してみたところ…ちょっと水分大目かな?というのが正直なところ。

トランギア・メスティンは構造上、密閉性が高いので、ソロセット焚よりも水分が逃げにくくなっているのでしょう。たぶん炊いていると少し圧力がかかる感じで、それがメスティンで美味しくご飯が炊ける秘密じゃないかと思います。

ソロセット焚との比較

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YOUTUBEのメスティン炊飯動画を見ていると、皆さん絶賛していますけど、ソロセット焚で2年近く炊き続けている私からすると、ソロセット焚が100点だったら、メスティンは90点ぐらいかな…メスティンでの炊飯はまだ1回目で、水分調整を見直す必要がありますし、美味しいのは確かですが、驚くほど美味しい!というものではないです。

ただし、電気炊飯器に慣れている人からすれば、直火炊きのご飯は一味も二味も違った印象になるのかな…というところ。

ソロセット焚はスミフロン加工を施してあるので、ご飯がこびりつきません。何の苦労もなくきれいサッパリご飯を取ることができます。

でも、メスティンは炊飯後、ご飯の3~5%ぐらいはこびりつきますね。洗う時にソロセット焚よりも面倒でした。

アルミ臭の問題

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前回、念入りにシーズニングを施したのですが、やはりご飯はアルミ臭がついておりました。最初はあまり気にならなかったんですけど、食べている内にちょっとづつ…食後数時間、ずっと口の中にアルミホイルが入っているような感覚でした(´Д⊂グスン。

ソロセット焚で炊飯してもアルミ臭は全くつかないので、この点においてメスティンは非常に困ります。

もう少し使い込むと皮膜が出来て、アルミの溶出が抑えられるのかも知れませんが、業者さんに頼むとフッ素加工をしてもらえるそうで、さほど高い加工賃でもありませんから、試しにやってみようと思います。