その後も上海辣醤油を探したのですが、やはり全然見つからず…
▲まずは、上海辣醤油の元になったリーペリンソースを入手してみました。
これってウスターソース?
▲さっそく味見してみましたけど、日本のウスターソースとは全然違いますね。ニオイは上海辣醤油のそれとよく似てますが、もっと酸味が効いて、スパイシーな味わいです。
▲瓶についてた日本語の説明を見ると、「肉料理に最適!!」ということで、確かにそうですね。これを上海辣醤油の代わりに同じ分量で、トンカツにかけたり、春巻きにつけて食べるのはちょっとキツイ感じです。
ちょっとづつしか出ない
日本のウスターソースだと醤油みたいな感じで、瓶からドバドバでますけど、リーペリンソースはタバスコと同じで、瓶を振って、ちょっとづつしか出ません。こちらの写真ではトロトローっと連続して出てますけど、実際は無理です。それに、こんなに入れたら味が濃すぎるんじゃないかな。
▲「よく振ってからお使い下さい」…と書いてますけど、確かに瓶の底に何か溜まってますね。
▲原材料はこんな感じ。たぶん、イギリス製の調味料を買うのって、生まれて初めてじゃないかな。
上海辣醤油とは別物
「美味いか不味いか」で答えれば、「美味い!」です。確かに肉に合いそうだし、食欲を非常にソソられます。
でも、これって何に使ったら良いんだろ?と、悩みますね。上海辣醤油とは違って、こちらはちょっと隠し味に使うようなものではないかな。上海辣醤油はリーペリンソースを模倣して作ったそうですが、中国料理で使いやすいようにアレンジしているものと考えられます。上海辣醤油とリーペリンソースは同じように使えるものではないです。
実は2週間ぐらい前に入手して、いろいろ試してはいるのですが。私はほとんど肉料理を食べないので、何に使ったら良いのか悩んでます。ツイッターでもらった情報によれば、リーペリンソースには今も中国向けの輸出バージョンがあるようでラベルに漢字が書かれているものもあるのだとか。中国での使用例を探してみようと思います。