▲鎮江香醋(ちんこうこうず)という中国産の黒酢がありまして、知ってる人なら誰でも知ってる中国の有名な黒酢です。私はこの黒酢の熱烈なファンでして、もう20年以上愛用しています。
「ウスターソースとバルサミコをミックスさせたような色と香り」
最初は、中華街で見つけたのかなぁ…中国で馴染みの味だったし、安いのですぐに買って自宅で使い始めたわけですが、餃子を食べる時に、いわゆる「餃子のタレ」じゃなくて、私は鎮江香醋を使います。こっちの方が独特の風味があって、黒酢で油っこさがなくなって、美味しさが餃子の引き立つというのか。
▲「専供日本」とありますけど、日本輸出向けに生産しているものです。ちゃんと正規の通関手続きを経て入ってます。「中国のものなんか大丈夫なんですか!」という人は今でも少なくないのでしょうが、これもラオガンマと似たような感じのものでして、中国だと何処にでも売ってるようなものだから、もしこれを食べて人が死ぬのなら、先に中国で誰か死んで大騒ぎになっているはずです。日本でも愛用者が多いので(中国人とは限らない)、これが有毒なものなら、とっくの昔に大騒ぎになっていることでしょう。
なぜ日本って、イチイチこんな説明をしなきゃダメなんでしょうね。
▲原材料は、水、もち米、麦ふすま、食塩、砂糖…となっております。
▲開けた瞬間の香りがいい。紹興酒みたいな少し重みがある爽やかな香りがします。
▲カルディのサイトで、
中国・江蘇省鎮江で作られた香酢は、ウスターソースとバルサミコをミックスさせたような色と香りを持ち、柔らかな酸味が特徴です。
…と説明されていて、上手いこと言うなぁ…と思いました。確かにそんな感じです。
▲見た目は何の変哲もない黒い液体なんですけどね。
先に述べたように餃子を食べる時に使ったり、肉まん、小籠包などの点心以外に、焼きそばにも使ったりします。
そして、ラオガンマとの組み合わせで…
この鎮江香醋を「万能ソース」に変える方法がありまして
▲こちらはラオガンマのピーナッツ辣油を鎮江香醋に混ぜたもの。鎮江香醋はラー油と混ぜると、何にでも合う「万能ソース」になって使える「幅」がいっきに広くなります。
たとえば…
▲冷蔵庫の中にちょうどホッケがありましたので焼いてみました。
▲ホッケは厚みがある魚なので、ガスコンロの魚焼きグリルの「弱火」で時間をかけてゆっくりと焼きます。強火で焼くと、表面だけ焦げて中に火が通りません。そして…
▲焼きたてのホッケを鎮江香醋+ラオガンマ(ピーナッツ辣油)でいただきました(^^)
ホッケそのものの味が濃厚で、別に醤油をかけなくても食べられるわけですが、鎮江香醋+ラオガンマだと、黒酢でホッケがサッパリとして、それにラオガンマの辛味や香ばしさもついてくるので、またいつもとは違うホッケの味が楽しめる…というわけです。
この鎮江香醋+ラオガンマのソースは、焼き肉の時なんかにも使えそうです。
鎮江香醋だけでも色々使いみちはあるのですが、ラオガンマを買われたのなら、鎮江香醋も一緒に1つ持っていると、料理のレパートリーが広がります。
▲リアルの店舗(中華食材店)で購入すると300円しないぐらいの値段で買えます。
▲こちらも同じく。リアルで購入すれば安くて300円前後ぐらいだそうです。
- 今日の発見 もう随分前から使っている鎮江香醋なのですが、改めてラオガンマ購入のためにアチコチの中華食材店を回ったところ、結構どこでも売ってるのがわかりまして、日本でももっと普及していいのに…と改めて思いました。