最近、ツイッターでラオガンマのネタが盛り上がっているのですが…
黒色中国さん @bci_ さんのブーストで盛り上がっているラオガンマー。
— 中川コージ/ Dr.NAKAGAWA (@kozijp) 2019年1月31日
取材&記事かいたのいつだったかな、何を書いたんだっけなぁと思って、本を引っ張り出してきたら2年半も前の号(中國紀行CKRM)でした。
ラオガンマーより自分のイケイケすぎる写真(敏腕編集長による選定)で汗がでました。 pic.twitter.com/eoejIXbWhD
中川コージ先生が執筆された、ラオガンマに関する記事があることを教えていただいたので、早速入手してみました。
▲『CKRM 中國紀行』…なかなかゴージャスな雑誌です。ところで、CKRMって何でしょう?
雑誌のスミズミを読んでみても「CKRM」の意味は書いてなかったので、そこはスルーしまして、肝心のラオガンマ記事の内容ですが…中川先生は、ツイッターではいつも気さくにお話ししてくれる楽しいお兄さんですが、この雑誌では「経営学博士 中川コージが斬る!!」という連載をされておりまして、経歴を読むと…
北京大学で日本人初の経営学博士号を取得。戦略科学者として日本・ドイツ・中国・米国を中心に世界各地のエンタメ・コンテンツ産業を研究する。デジタルハリウッド大学大学院特任教授。中国人民大学国際事務研究所客員研究員。経営学博士。
…となっておりました。スゴイ経歴の人だったのですね…私みたいなツイッター芸人とは全然「格」が違いますw
だから、記事の内容は経営学博士の視点で、ラオガンマの経営分析をする…という非常に真面目な内容になっております。
こちらのブログ記事を読まれる方は、ラオガンマのどの種類を買えばいいのか、どんな味なのか、どんな料理に使えばいいのか…というようなことを知りたいのではないか…と思うのですが、中川先生の記事はその点もちゃんとフォローしてくれているのですけど、非常に重要なことも書いてくれておりました。
勝手に内容をこちらにコピペするわけにもいかないので、重要なポイントをちょっとだけお伝えすると…
- ラオガンマはHACCPとISO14001を取得している。
⇒「ラオガンマって美味しくても中国製食品なんでしょ?大丈夫なの?」と少なくない方が思われるでしょうが、この2つの国際規格を取得しておりまして、ツイッターでも世界各国にラオガンマが売られているとの報告があがってきますけど、安全に配慮した国際規格に準拠しているからこそ、世界中に輸出出来ている…すなわち安全である…ということなのでしょうね。 - 生産設備を近代化しているけど、ラオガンマの熟成には昔ながらの甕(かめ)が使われている?みたい。
⇒最初は手作りだったかも知れないけど、近代化を推し進めて、今は化学的に作られてたりするんじゃないのかなぁ…と思いましたけど、熟成させる工程では昔ながらの甕を使っておりました。 - ラオガンマのレビューも3種類あって、「ピーナツ入りラー油」の説明には、「紹興酒などを飲みながら中身のピーナッツを食べるのもオススメ」とあったので、すぐ試してみたら(いや、紹興酒はないのですが)、これは確かに美味しかったです。
なので、中川先生の記事だけでも充分楽しめたのですが、そのためだけに雑誌一冊買うのは…と思うじゃないですか。でも…
▲この号は貴州省特集で、他にもたくさん貴州省の記事がありまして、サイズが大きくて、写真もレベルも高いし、かなり金かけて作ってる雑誌なんですけど、アマゾンだと980円で送料込みだからかなりお得感があるのですね。
中國紀行 vol.03―CKRM Do you know蚩尤?
- 作者: アジア太平洋観光社
- 出版社/メーカー: アジア太平洋観光社
- 発売日: 2016/04/01
- メディア: 大型本
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▲各号地域別で特集を組んでいるようで、内容的にもすぐに古くなるような話じゃなくて、かなりシッカリした文化的な記事が多いので、今後の中国旅行にも役立ちそうです。とりあえず今のところ、貴州省へ行く予定はないのですが、これを機に「ラオガンマ」を生んだ土地の文化を学んでみようと思います(^^)