京都の二条城で、中国人らしき人達が、何らかの野草?を採取しているというツイートが回ってきたので、どうでもいい独り言みたいなツイートを書いたのですが、
それにしても、なぜ中国人は日本に来ると、セミだの貝だのカニだのと、狩猟採集民になってしまうのだろうか…よっぽど食い詰めている人が日本に来るのか。 https://t.co/obQKHdDxNs
— 黒色中国 (@bci_) 2024年1月6日
思いがけず、たくさんの人に見てもらえまして、その中に、ブラックバスやライギョ、ブルーギル、キョンも食べてもらったらいいじゃないか…という反応が幾つかありました。
ライギョが食用にされるのはよく知られていることですが、中国でも食べます。私が知る範囲では火鍋に入れたかな。ブルーギルは中国にいましたっけ?記憶にありません。
ブラックバスとキョンは、中国で食べられているのですが、今日はその件でちょっと書いておきます。
ケツギョの代用としてのブラックバス
中国に「ケツギョ」という淡水魚がいて美味なため、高級魚として高値で取引されているのですが
▲詳しくはこちらに書きましたので御覧ください。
ブラックバスはケツギョに味が似て安いので、ブラックバスは中国でもよく食べられています。
▲こちらは昔、深センで食べたブラックバス。腹を開いて内蔵を捨て去って、臭み消しの生姜とネギをちらし、蒸していただきます。これと一緒に白いご飯を食べると日本人の味覚にピッタリで美味しいです😋
ケツギョの方が脂が乗って臭みも少なく肉質もきめ細かくて美味しいのですが、ブラックバスは脂少なめで少し独特の臭みがありますが、慣れると気にならない。白身で柔らかく、例えれば海の風味がない脂控えめな鯛みたいな味かな。ケツギョが高級魚で大きいのが少ないため、50chぐらいのブラックバスを自分で釣って、清蒸でたくさん食べれたらなぁ…と長年考えているのですが、なかなか実現しません。
キョンは薬膳料理の食材?
私はキョンを食べたことがないのですが、中国語でどう書くのかな…と調べてみると、
麂
一目見た瞬間に、「これってどこかで見たような…」と思いました。
中国をあちこち旅してた時にどこかで見かけたような気がする。
じゃあ、どうやって食べるのかを調べてみたら…
こんなページがあり、ようするにキョンは栄養価が高いので、昔から薬膳に使われてきたとか。
キョンの肉にはたんぱく質、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンDが含まれており、食欲不振、体重減少、体力低下、貧血に良いとか。肉は甘いそうです。
▲こちらの記事に、キョンの肉の味が詳しくレポートされています。私も、機会があれば食べてみようと思います。