【浙江省の新安江ダム、全ゲートを開き放流 61年の歴史で初】
— 黒色中国 (@bci_) July 9, 2020
8日午前6時時点で、ダムの水位が108・37メートルとなり、さらに上昇が続いていた。浙江省水利庁はこれを受け、ダムの全放水口で放流を行うことを決定した。https://t.co/4VJc03kUBZ
浙江省の新安江ダムが全ゲート開放で放流…というニュース。ツイッターで見てると、「放流されている水がキレイなのはおかしい」という声があったので、ちょっと解説してみることにしました。
【目次】
千島湖
私は釣りが好きで、上海あたりで中国人と一緒に釣りの話をしていると、よく千島湖が話題に出てきます、千島湖はデカイ!デカイ魚がたくさんいる!千島湖に一緒に行こう!みたいな。
今回、放流を始めた新安江ダムは千島湖にあるんですけど、千島湖そのものが日本ではあまり知られてないのですね。
面積でいうと580k㎡。ちなみに琵琶湖は670.4 km²。流入する新安江からダムまでの直線距離は約37kmで、その間に島が多いため、泥水が流入して水位があがっても、それが下流のダムまで水を濁すのにはかなり時間がかかりそうです。
▲こちら、新安江ダムの放流の動画ですけど、本当に水がキレイですね。
ダム放流で大魚が空を飛ぶ?
ちなみに千島湖は大魚が多いので有名なのだが、新安江ダムの放流が始まってから、水しぶきと共に大魚が空を舞う光景が見られるのだとかpic.twitter.com/bNGOfHMrQK
こちらがその動画。下流で待ってたら、たくさん魚が捕れそう(^^)— 黒色中国 (@bci_) July 9, 2020
▲中国では今、新安江ダムの放流で、魚が空を飛ぶ動画が注目されてますけど(上掲はそれがツイッターに転載されたもの)、これを見て、千島湖に大魚が多いというのは本当だったんだな…と実感できました。
コロナが落ち着いて自由に行けるようになったら、千島湖で釣りをしてみたいものです(^^)