ツイッターではブロックで有名な黒色中国ですが、今後しばらくの間、実験的にブロックの大量解除を行います。
理由は以下の通りです。
【目次】
- (1)ブロックしてるからデマが蔓延する?
- (2)炎上・デマに参加する全ての人が悪意の人とは限らない
- (3)木村花さんの自死で状況が大きく変わった
- (4)ツイッターの対応もかなり改善した
- (5)香港デモ、新型コロナウイルス
- (6)ブロック解除対象者の効率的な抽出方法がわかった
- (7)解除条件と今後の対応
(1)ブロックしてるからデマが蔓延する?
去年、私を憎悪している某アカウントの人とツイッターで対話を試みたのですが、その時に言われたのが、私がブロックしているために、デマが流ていても、実際に私がどんな発言をしているのかわからないので、真偽が確かめられない…ということでした。
これには一理あります。
ブロックしてもデマが流布されるのは止められないし、デマを聞いた人は、私のツイートを見て検証するのが不可能なのですね。
(2)炎上・デマに参加する全ての人が悪意の人とは限らない
炎上・デマによる攻撃が始まると、その発信元とRTする人、ヒドイ時は「いいね」を押す人も全部ブロックするようにしています。拡散に関与・関心を持つ人は全部ブロックということですね。
▲ブロックの効果についてはこちらで解説しましたけど、ツイッターでの嫌がらせを回避するための大量のブロックには効果があります。
▲今話題のこの記事でも紹介されてますが、
「炎上に加担する人は1.5%程度しかいない」
…というのは本当のことで、炎上攻撃を受けた最初のブロックは大変なんですけど、炎上に参加する人は大体が同じ人なので、炎上が繰り返されても、既にブロック済みなのがほとんどなのです。
ただ、面倒なことに、そうした炎上に参加することに何の悪意も持ってない人も世の中にはかなりいて、「RTしたぐらいでブロックされた」と嘆く人もいるのです。まぁ、私も「いいね」したぐらいでブロックするのもどうかとは思うのですが、そもそもネットリンチに関心を持たない人は「いいね」すらもしない。そうした炎上の中から、長年にわたって執拗につきまとう人が出てきたりするので、「たかが炎上」と軽視するわけにもいかないのです。
ところが最近は、私と相互フォローの人を介して、「あの人のブロックを解除してもらえませんか。本人には何の悪気もなかったようなのです…」というDMをいただいたり、メールフォームの方でブロック解除申請をいただく事が多く、確かにそれらの人は解除してもその後、なんらかの攻撃があったわけでもないので、この点はちょっと考え直した方がいいのかも…と思ったのでした。
(3)木村花さんの自死で状況が大きく変わった
木村花さんが亡くなったことで、ネットでの嫌がらせや炎上に対する法整備や、弁護士の対応が急速に進んでいます。
それと、私自身がネットでのトラブルで、何度か弁護士や警察に相談してきたのですが、最近受けた脅迫について最寄りの警察署に相談したところ、以前とはかなり違って、真摯な対応をしてくれるようになりました。
つまり、炎上・嫌がらせに対し、ブロックなどで個人が対応するのではなく、法的に対応するように世の中がシフトしつつあるのです。
ブロックで根本的に嫌がらせを回避できるわけでもなく、ただの予防処置にすぎない。むしろ、ブロックのためにデマがまかり通る状況もある。だったら、ブロックに時間をかけるよりも、嫌がらせには毅然と法的な対応をした方がいい…という風に世の中が変わってきているわけです。
(4)ツイッターの対応もかなり改善した
ツイッター社は嫌がらせへの対応がちゃんとしてない…という批判が多いですが、最近はかなり改善しておりまして、私が嫌がらせを通報すると、ロックや凍結されるケースが増えてきました。
それに伴い、長年私に嫌がらせをしてきたアカウントも減少しつつあり、片っ端にブロックするよりも、ちゃんとツイッター社のルールを読んで(これ重要)、適格な選択肢で問題のツイートをちゃんと通報した方が効果的だ…という風になってきました。
(5)香港デモ、新型コロナウイルス
これは、去年あたりから特に顕著になってきたことなのですが、黒色中国では、香港デモや新型コロナウイルスの情報を日本のメディアよりも早く、詳細にお伝えすることが多かった。これは今までの経験の蓄積で、2年ぐらい前から「速報体制」をかなり整備してきた結果でもあり、11年もこんなことを続けていると、色んな所からの「情報提供」もある。そうなると「ブロックされてるけどツイートを見たい」という人が出てきたのですね。
私の場合、単にトラブルを避けるためにブロックを使っているだけでして、何が何でもブロックしなくちゃいけない!絶対解除するものか!という考えは特にないのです。
それよりも、より多くの人にツイートを見ていただいて、お役に立てる方がうれしいです。本来、ツイッターってそういうものだと思いますしね。
(6)ブロック解除対象者の効率的な抽出方法がわかった
今まで11年がかりでやってきたブロックをいきなり全部解除するのもなんだかなぁ…と思うのですね。その作業そのものが手間のかかることだし。
最小限の手間で、「解除すべき人」を効率的に抽出する方法ってないのかな…と考えていたのですが、最近になってその方法がわかったので、とりあえず実験的に5000アカウントのブロックを解除することにしました。暇な時にちょっとづつやりますけど、多分2週間ぐらいで完了する予定です。
(7)解除条件と今後の対応
5000ブロックの解除条件は
- 今まで炎上・デマを主導的・継続的に行った人以外
- 相互ブロックになってる人は解除しません…っていうか、解除しても意味がない。元々私のツイートを見たいと思ってないのだから。
- 極右的・排外的な目標を掲げる組織・団体に所属している人は解除しません。普通に面倒だからです。お互い別の世界で生きましょう(^^)
5000ブロックを解除して、数ヶ月様子をみて、「やっぱ、ダメだこりゃw」という状況だったら、従来のブロック体制に戻ります。
以上、黒色中国からのお知らせでした。