黒色中国BLOG

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ラオガンマ・チャーハンへの挑戦(5)インディカ米vs日本米

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▲こちらは炊いて冷凍しておいた日本米0.5合。こちらを使ってラオガンマ・チャーハンを作ってみたらどうなるのかを実験してみました。

日本米でラオガンマ・チャーハンを作る

基本的な作り方は

▲第3回の海鮮什錦豆鼓炒飯と同じです。

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▲冷凍食品のベジタブルミックス、中華野菜ミックス、シーフードミックスを1ツカミづつ取り出して水をかけて解凍します。

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▲熱したフライパンに油を引いてタマゴをサッと加熱して別の皿に移し、冷凍食品系を炒めて6割方火が通ったら、その上にご飯(電子レンジで温めている)をのせ、その上に先程のタマゴをのせ、お箸や木べらを使ってほぐしつつ、かき混ぜてやります。タマゴに含まれた油がコメに行き渡り、これでフライパンにこびりつくことはないはず…なのですが

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▲一応、雰囲気的にはそれっぽくなったけど、ご飯が粘っこくて、パラパラになってくれません。3時位置と6時位置にある黒いカタマリはラオガンマです。豆鼓辣油をティースプーン2杯分投入しました。

インドネシア米との比較

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▲それからラオガンマを全体に行き渡らせるようにマゼマゼして、皿に盛り付けて上にラオガンマの漬物「香辣菜」をのせて出来上がり!ここまでは第3回と同じですが…

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▲一見は上手く出来ているのですが、

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▲ご飯に粘り気が強いため、ベチャッとくっついているのがわかりますか?

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▲こちらはインディカ米を使った場合。粒の1つ1つがバラバラになっているのがわかります。

日本米だと「ベチャッ」とくっついてしまい、1粒1粒には分離しないので、どうしても味に「ムラ」ができます。食べた時の食感が悪く、部分的に味がついていないところがあって、変な感じです。

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▲比較しやすくするために1枚にしてみました。左がインディカ米、右が日本米です。

インディカ米を使ってチャーハンを作ると、パラパラしているので、1粒1粒に味がコーティングされて、美味しさが段違いです。

日本米でもチャーハンを上手く作る方法はあるのでしょうが、単にインディカ米を使うだけで、チャーハンの味は格段に良くなりますので、やっぱりチャーハンにはインディカ米だな…と再確認しました。

ただ、私はインディカ米の炊き方を完全にマスター出来ていないので、そこをクリアしないといけません。

▲私が購入したのはこちら。リンク先の説明書きでも解説されていますが、

かための食感で、粘りの少ないタイプのタイ米ですので当店人気商品のタイ産ジャスミンライスとは使用料理等が異なる場合があります。

 ▲というものでして、一応「タイで作った」という意味では「タイ米」であるものの、一般的にタイ米として知られる「ジャスミンライス」ではありません。

元々はナシゴレンを作るために、インドネシア米に近いものとして、タイ産の「ジャスミンライスじゃない長粒米」の方がいいかな…と思い購入し、でも普通に炊いてみて全然不味かったので、以来1年以上見向きもしなかった…というものなのですが、これが「怪我の功名」というのか、「チャーハン専用米」として最高の条件を備えたコメなのを今頃になって理解した…という次第です。