黒色中国BLOG

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SNSで嫌がらせを受けたら、立件は無理でも警察に情報提供した方が良い件

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今朝ツイッターを開いたら、めいろまさんが殺害予告を出されていたので驚いた。

そういえば、最近他のインフルエンサーにも殺害予告が出されていた。

私も2009年にツイッターを始めて以来、何度か殺害予告を出されたことがあり、その度に警察へ行ってるのだが、当初は全然相手にしてもらえなかった。

ただ、4年ぐらい前から警察の反応に変化があって、かなり真剣に対応してくれるようになった。

その時に、警察の人から伺った話を、参考までこちらに共有しておきます。

被害届を出しに行ったら…

もう5年以上、ツイッターでつきまとわれて、デマ・誹謗中傷を流し続けるアカウントがいたのだが、それらに煽られる形で、殺害予告も届いたので、警察に被害届を出しに行ったことがあった。

問題発言を印刷したものを持参し、最寄りの警察の受付で事情を話して刑事課へつないでもらう。

この時に、生活安全課へ行ってはダメ。「ネットの嫌がらせ」「ストーカー」みたいなのは、生活安全課に回されるけど、ここはほぼ何もしない。「殺害予告」を出されている場合は、刑事課へ行く。

そこで、担当の刑事さんに資料を提示しながら事情を話す。その後で、刑事さんが上司に説明をして、刑事事件として扱えるかお伺いを立てる。

その時の私の場合、「情況は理解するが、立件には不十分」という判断をされたのですが、刑事さんは継続して私の被害状況について詳しく聞いて下さいました。

「今の犯罪はSNSやネットから始まる」

ただ、私はそれが不思議だったので、

「ところで、今回の件は立件できないのに、どうしてそんなに熱心に、詳細に話を聞いてくれるのですか?」と刑事さんに質問したところ、次のような回答をいただきました。話が長いので要約して箇条書きにします。

  • 今回の件は「現段階」では立件できないけど、深刻な脅迫を受けているのは変わりない。
  • だから、今後もし何かあった時のため、お話を伺っておいた方が良いと判断した。
  • 警察としては、現在SNSやネットでの動きに注意している。
  • 今の犯罪はSNSやネットから始まる、何らかの兆候が現れるケースが少なくないので。
  • あなたに対して嫌がらせをしている人は、他の人にもしてるかもしれない、他の何らかの事件と関わりがあるかも知れない。

どこの警察署でも同じように話を聞いてくれるかは不明ですが、私がお話を伺った刑事さんのおっしゃることはごもっとも。特別、親切で真面目な刑事さんだったとは思いますが。

* * * * *

ツイッターを長くやっていると、面倒な人が群がってきて、嫌がらせを仕掛けてきます。そんなのイチイチ相手にしてもキリがありません。とはいえ、嫌がらせが深刻にエスカレートすることもあり、他のところで、もっとひどい事件、重大な犯罪に発展することもありえるので、面倒でもちゃんと記録を取って、情報をまとめて、警察にお知らせするようにしています。