ツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、女優の春名風花さんと春名さんの母親が、書き込み主に慰謝料など265万4000円の支払いを求めた訴訟。被告側が春名さん側に示談金計315万4000円を支払う内容で示談しました。https://t.co/K03nwjNe4i
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) 2020年7月20日
▲今日は朝からこちらのニュースがツイッターでも話題になっていますが、最近、私もネットで名誉毀損&誹謗中傷をされ、その内容があまりにも酷かったので、弁護士に相談をしていたのでした。
最近はネットでの誹謗中傷…特にツイッターでは毎日のように見かけますね。私と仲良かったアカウントも、誹謗中傷でツイッターを去った人はたくさんいます。
私の件はすでに収束済みのことなので、こちらで誹謗中傷の具体的な内容については触れず、今回弁護士から得られた「感触」のみを記録しておきます。誰かの参考になるかも知れませんので。
最近の弁護士は、ネットでの誹謗中傷にかなり関心が高い
数年前までは、ネットでの誹謗中傷について弁護士に相談しても、全く関心を持ってもらえないケースが多かったのですが、今回相談した複数の弁護士の反応はどれも、 以前とは違いました。
以前だと、ツイッターをやったことがない、名前は聞いたことあるけど具体的には知らない…という弁護士ばかりでしたが、今回相談した弁護士は「自分はツイッターをやってないが知ってる」か、「一応やってます」ということで、イチからツイッターについて説明する必要もありませんでした。
弁護士さんの話を伺ってみると、
- 木村花さんの件についてかなり詳しかった。
- 特にDeNA井納投手の件は詳しかった。
ただ、発信者特定や弁護士費用などを考えると、賠償金をもらっても「経済的には割に合わない」とのことで、どうしても名誉毀損への報復をしたい場合での事例として紹介された。
- 他のネットでの誹謗中傷についてもかなり勉強していた。ようするに、最近はネットトラブルの案件が多いので、予習しているらしい。
- ネットトラブルを専門としていない弁護士でも、発信者特定の開示請求、プロバイダ責任制限法に関する対応についても経験があった。
- 他にもいろいろ教えてもらえました(内容は書けませんw)
とりあえず、相談だけでも
今回の誹謗中傷では、以前から付き合いのある弁護士とは別の弁護士から意見を聞いてみたかったので、無料相談の形式で複数の弁護士から話を伺ったのですが、同じ案件でも、人が違えば経験も違う、少しづつ意見も違うので、大変参考になりました。
弁護士の方々から教えていただいた方法で、無事解決することが出来たので、それ以上面倒なことにも、費用がかかることにもならなかったのですが、冒頭の春風ちゃんの件でもわかるように、ネットでの誹謗中傷や嫌がらせというのは、なんらかの法的な対応を取らない限り終わらない。たまたま終わることがあっても、それは単なるラッキーでしかない…ということではないでしょうか。1人で悩まず、まずは最寄りの弁護士さんに相談してみるのをオススメします。