実は、私はフリック入力が苦手で、スマホでの文字入力にいつも苦労する。キーボード入力なら高速に打てるけど、それだからこそ、フリック入力だとイライラして途中で打つ気が失せるというのか。
メールだのSNSだの頻繁に連絡が来るので、外出やら旅行の時はBluetoothのキーボードを携行している。
用途やデバイスに合わせて、5つは持っているかな。
ただ、その中でも最軽量が266gで、真っ当にストレスなく打てる最軽量のキーボードを探すと、大体200g台後半になるのだ。
ところが、この重さのキーボードは考えもので、「ちょっとした外出の時に持ち出すのを迷う」のだ。
面倒がって持っていかないと、3回に1回ぐらいは後悔する。
とはいえ、ほとんどが長文を入力しているのではなく、「ちょっと長い」程度のメールや、SNSでの返事なのだ。
だから、「どんな小さなカバンの中にでも入れられるサイズで、持っているのを忘れるぐらい軽いキーボード」はないのか…この数年ずっと探していた。
折りたたみのキーボードも持っているけど、あれは厚みがあって、カバンの中では結構邪魔。小さなウエストポーチやセカンドバッグにもすっぽり入るサイズがいい。
それと、折りたたみ式は、使用時にキーボードを開くのが面倒。理想としては、折りたたまない1枚もので、薄く、軽いものがベスト。
それで、ヒマがあるとAmazonで、極薄小型のキーボードをずっと探していたのですが…
▲ようやくこの度、私の条件にピッタリなキーボードを見つけたので、こちらでもご報告しようと思います(^^)
充電式ウルトラスリム Bluetoothキーボード
▲今回発見したのはこれ。「LiDong」という聞いたこともない中国のメーカーだが、かなり売れているらしく現時点で84個も評価がついている。アマゾンのレビューを見ると、感想は様々だがおおむねイケてるみたい。どうせ1000円しないし(現時点での価格は999円。若干変動しているみたい)、たまたまアマゾンのポイントが溜まっていたので、さっそくポチってみました。
最薄部分は4ミリ
▲左端の厚みが6ミリですが、ほとんどの部分が厚さ4ミリです。カバンの隙間に差し込んで、持っているのを忘れるぐらい薄い。
▲書籍のサイズで「四六版」(127mm×188mm)というのがありますけど、それよりちょっと大きいぐらいのサイズです
▲講談社現代新書を重ねてみるとこんな感じ。
キータッチはごく普通
▲キートップのサイズは充分ですけど、タッチタイピングでサクサク打てる…というものではないです。使い込んで慣れたらタッチタイピング可能かな?いやちょっとキツイか?というレベル。左下角に「Control」じゃなく「Fn」キーが来るのは苦手なんですけど、このキーボードはそもそもタッチタイピングするようなものではないので、特に問題なく使えました。というのか、アンドロイド端末使用時に、Fnでコントロールする操作することは多いので、別にこれはこれで良かったと。
▲エンターは小さいけど、これもあまり気になりませんでした。全くキーボードを見ずにタッチタイピングするようなものではないので。出先で、ちょっと簡単なメールやSNSの返事ができたらいいんです。
重量は125g。カバンに入れると、キーボードが入っているのを忘れます。
中にバッテリーが内蔵されていて、マイクロUSB経由で充電するのですが(ケーブルも付属してます)、だからこの薄さ・軽さが実現したのでしょうね。
1000円で購入できるので、潰れてもまた買えばいいや…と割り切って、カバンの隙間に忍ばせております。
唯一の問題点は「滑りやすい」こと
▲とはいえ、「良いことづくし」でもなく、このキーボードは薄く作りすぎて強度を確保するためか、裏面は金属になってます。で、これが非常に滑りやすいです。
▲私はこんなものを貼り付けておきました。
▲ポリウレタン製のクッションで、ドアや扉の防音・キズ防止のために使うものですが、これを貼り付けると滑らなくなります。
▲せっかく超薄なのが、ちょっと出っ張るのは残念ですが、これで少し傾斜がつくので、若干打ちやすくもなったかな。
まだ手に入れたばかりなので、しばらく使い込んで、また感想をレポートしようと思います。