黒色中国BLOG

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【中国ブログ】既に削除されてしまった抗日戦争時のエピソード

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▲既に削除されてしまったブログ記事のスクリーンキャプチャ

中国人ブロガーの李天天氏が、以前蘇州の友人から聞いた抗日時代の話を発表した。以下はその意訳。

【目次】

削除されてしまった抗日戦争時のエピソード

抗日戦争時代、彼がまだ幼い頃に兄と遊んでいると、丁度その村に日本軍がやって来た。兄はとても怖くなって逃げ出してしまった。一人の日本兵が彼を抱き上げた。兄は弟が殺されると思っていたが、日本兵はリンゴの木から実をもいで、彼と兄に渡してくれた。老人に聞くと「日本人は中国と戦争をしても、一般人を殺すのではなく、軍隊とだけ戦うのだ。国民党も同じで、戦争は軍人のすることなので、一般人の助けを必要としない」と言っていた。

しかし共産党はそうではなかった。共産党は常に一般人の抗日参加を発動し、一般人に日本兵への邪魔をさせ、不意打ちを仕掛けさせ、日本兵が通る橋を壊させ、地雷をしかけさせた。常に共産党は一般人を使って日本兵を襲わせた。その結果、本来一般人を攻撃する気が無い日本兵はとても苦しめられ、一般人とも戦うようになった。これは全て共産党が一般人にやらせたことであって、もし一般人が戦争に加わらなければ、戦争による犠牲はあんなに多く無かった。

地雷によって殺された日本兵は、実のところあまり多く無かった。それより仕掛けた一般人自らがその犠牲となるのが常であった。やはり映画のようにはいかないものだ。

解説

このブログの記事は既に削除されておりますが、例によって魚拓を取っておきました。

http://tinyurl.com/nahfca

魚拓にはコメントが記録されないのですが、削除前の時に見ておりましたら、この記事を批判するものもあり、同意するものもあり…という具合でして、反論で日本軍の残虐行為について伝聞したことを書いた人は、かなり中国の奥地の方だったように覚えています。

結局のところ、上海⇒蘇州あたりを進んでいる時の日本軍は上の記事のような状況だったのでしょう。戦争が長引き、共産党の抗日工作が進むに連れて、一般人が戦争に参加させられる状況が拡大していって、反論氏がいうような状況になったのではないかとも考えられます。