黒色中国BLOG

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【 「メンタルがヤバい時にオススメ」の11の方法】(5)中国語の文章を読む

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メンタルがヤバい時にオススメ』というお題でのツイートが流行っていたので、私も即興でツイートしてみて好評だったのですが、人によっては「それってなんですか?」という反応もあったため、こちらで解説してみようと思います。

今回は5番目の「中国語の文章を読む」です。

(ちょっと長いですけど…すみません)

【目次】

(5)中国語の文章を読む

別に分厚い中国語の本を読もうというのではなく、短いニュースでもいいので、正確に読もうとして努力し、辞書を引いたりとかしていると、それだけで気が紛れてくるというのか、新しい発見もあったりして、気持ちの切り替えができますね。

でも、外国語の文章を辞書も引かずに…ちょっとぐらい引いてもいいけど…日本語を読むみたいに、スイスイと楽しんで、自分の言語として読めるようになった瞬間というのは、初めて自転車に乗れるようになった時や、初めて足を一度もつかずに25mのプールを泳ぎきった時みたいな感動がありまして、まずはその「スタートライン」に立てるようになるまでが大変だと思うのですね。

だから、今回は私がどんな風にして中国語の本を読めるようになったのか…という話を書きます。

1)モンテ・クリスト伯

昔、中国で長旅をした時、日本語の本は『地球の歩き方』以外は、金子光晴の自伝を3つ持っていっただけで、とりあえず読む物はそれで充分だろう…と思ってました。

でも、旅が3ヶ月にもなりますと、移動の車中や、夜にホテルで1人の時にヒマを持て余しまして、地球の歩き方は暗記するぐらい読んだし、金子光晴の自伝はもう10回以上読んでしまったので、他に何かないかな…と思って買ったのが

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▲中国語版のモンテ・クリスト伯でした。日本語訳を全巻3回ぐらい読んでましたけど、たまたま新華書店で読む本を探している時に、全く読んだことのない小説を読むよりも、今まで何度も読んだことのある小説を中国語版で読む方が、少々わかりにくい文章でも想像がつくし、意味が全くわからないで挫折することもないのでは…と思ったのでした。それに、なにより好きな小説でしたし。

今でもたまに「モンテ・クリスト伯のあの箇所のセリフは中国語でどう書くんだったっけ?」と気になるので、そういう時に書棚から引っ張り出しております。

だから、好きな小説、すでに筋書きを知っている小説を中国語で読む…というのは最初の1冊としては着手しやすいかと思います。

2)カメラの本

私は写真が趣味なので、中国では写真雑誌をよく買っていたのですが、昔はライカを使っていたので、

「中国にもライカ本ってあるんだろうか?」と気になって探してみたら…

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▲ありました!左の方です。ライカ(Leica)は中国語で「徕卡」と書くのですね。右の本は旧ソ連カメラに関する本で、中国のカメラ屋さんを巡って旧ソ連製レンズを購入する際に参考になれば…と思って購入したものです。

このように自分の趣味に関する本というのは、少々難しくても、読みにくくても、集中力が持続しますので、中国語の文章を読めるようになるためのステップアップとしてちょうどいいわけです。

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▲こちらは主に中国で製造販売・外国製だけど中国国内で流通していたカメラの写真集です。

中国語の文章はほとんどないけど、こういう手元において見て楽しむものが、中国のものにシフトしていくと、自分の生活空間における「中国語濃度」が増してきて、中国語が自分の日常で身近な言語になってくるわけです(ここ重要です)。

3)満州国の切手カタログ

2005年は終戦60周年で、中国では大きな反日デモがありましたけど、いきなりデモが発生したわけじゃなく、あの時はテレビも書店も反日一色みたいな感じでした。とにかく書店に行ったら、反日書籍のコーナーが設けられていて、日本の戦争犯罪を告発する本が山盛りになっておりました。

今でもこそ日本側で「嫌中韓本ブーム」みたいな言い方をされますけど、2005年は確実に「反日書籍ブーム」があった。

私はそれらの反日本を片っ端に買って読み漁り、内容を検証したり、反論を考えながら、中国の反日イデオロギーに対するカウンターとしての理論構築…みたいなのを考えていて、その結果が「黒色中国」になったわけですけど、その際に見つけた異色の「反日本」がこれ。

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▲『毋忘国恥』(国恥を忘れるなかれ)…って如何にものタイトルでしょ?上に赤字で「紀念抗日戦争60周年」とあり、タイトルの下に「偽満州国の切手から見た日本侵華罪行」とあります。カンタンに申しあげますと、これって満州国の切手カタログです。

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▲ほらね。こんな感じで、満州国の切手の写真をカラーで掲載して、細かく説明が入っているのです。一応解説は抗日史観に基づくけど、単なる切手カタログです。

たぶん…私が想像するに…ですけど、2005年の終戦60周年に向けて、中共が中国全土の出版社に向けて、反日関連の書籍を出版するように号令をかけたんじゃないかな…と思うのです。2005年の時は本当にいろんな出版社がいろんな反日書籍を出していた。

もしくは、そういう「反日ブーム」に便乗するような出版社もあったのでしょう。

そこに便乗する形で、満州国の切手カタログの出版企画が出てきたけど、そのまま出したのでは「親日的」になってしまうので、オドロオドロしいタイトルをつけて、「日本帝国主義ケシカラン!中国侵略の証拠の1つとして、ニセ満州国が発行した切手を見ようではありませんか!」という切り口をこさえたのだと思われます。

まぁ、中国人は根っからの商売人なので、いろいろ考えますわなw

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▲それでもって、こういう昔の絵葉書なんかも紹介してくれて、けっこういいデザインと思うし、通しで見ていると、この本の著者の並々ならぬ「満州国愛」がヒシヒシと伝わってくるのですが、この本はあくまでも「全くケシカラン!ケシカラン!」とクドいほど繰り返しながら、秘蔵のコレクションを惜しげもなく見せてくれるのですw

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▲もう、美しくて、時間が経つのも忘れてウットリしてしまう。

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▲これは満州国建国10周年の時に行われたイベントの一幕を絵葉書にしたものみたいなんですけど、たぶん満州国の国旗をモチーフにした衣装ですね。

満州国の時代にはカラーフィルムはまだあまり普及していませんから、我々が見る満州国の記録は白黒で、満州国の印象も色彩のない印象になるわけですが、絵葉書の中に伝えられている満州国はカラーで、鮮やかな色彩で当時の空気感が伝わってくるような気がします。

こういうのをそのまんま出しちゃうと、今だったら「精日分子」扱いで、出版社の中の人は行政勾留10日~2週間とかになるんですけど(出版だからもっと罪は重くなるかな?)、そこにオドロオドロしいタイトルをつけて、「全く許せん!ケシカラン!」という抗日歴史観に基づく解説で、世論や当局のナンクセを回避する…私がこの「仕掛け」を発見した時に、中国の反日ってそんなに単純なものじゃないんだなぁ…と気づいたわけです。

こういうのが見えてくると、中国の本を読み解くコツがわかってくる。中国の文章を読むコツも身についてくる。ただ単語や文法を学んで文章を直訳するだけじゃなく、筆者が何に配慮して、誰に忖度しているのかを知ることで、出版の意図を見抜き、中国への理解が進むわけです。

4)南京大虐殺資料集

中国にいると、中国人から南京大虐殺に関する質問をされることがあります。ただ、知らぬ存ぜぬで逃げる手もあるでしょうし、なにはともあれ謝罪しまくりで許しを請い、日中友好バンザイで相手の言いなりになるやり方もあるでしょう。

でも、そういうのはクリエイティブじゃないし、何も向上しない。たぶん中国人もそんな展開を望んでいない。論を尽くさず、相手のいいなりで、プライドもなく土下座するような人間はリスペクトされない。日本のために反論するのではなく、目の前の中国人のために反論する必要があると思うのです。

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▲だから、南京大虐殺に関する本はたくさん買い込みました。こちらは外国メディアの報道とドイツ大使館の報告を集めたもの。

「中国は嘘つきだ!南京大虐殺はデッチあげだ!アイツらの証拠なんか全部デタラメだ!」というのはカンタンですけど、実際に中国の言い分がどんなものか目を通した人はどれだけいるのか。でも、勇気を持って立ち向かっていけば、そこに学ぶものはたくさんあるのです。

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▲こちらの本は当時の世界各国のメディアで南京大虐殺がどのように伝えられてきたのか、収集して中国語訳を作ったものでして、こういうマメな仕事をやっていること自体に驚きました。

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▲12月15日、日本兵が3度大学の図書館に違法に闖入し、女性4名をレイプし、連れ去られた女性のうち2名はレイプの後に帰されたが、3名は帰ってこなかった…みたいな内容です。けっこう細かく書いてあって読めば読むほどウンザリする。

この内容が真実かどうか知りませんけど、とにかく中国人はこういうのを読んでる。全員が読んでるわけじゃないけど、こうした情報が断片的に伝わって、他の反日コンテンツにも反映される。

中国の反日をバカにするのはカンタンだけど、こういう源流にある資料にとりあえずでも目を通しておくと、中国側のロジックが見えてくる。彼らの反日感情の背景が見えてきます。

読書を通じて「敵」に取り込まれるのではなくて、「敵の考え方」を自分の中で理解し、キープしておく。そうすると、「南京大虐殺についてオマエはどう思うのか?」と中国人が迫ってきた時に冷静な対応ができるし、議論のための「引き出し」をたくさん持てる。

そうすると、突然の「議論」の際に、慌てふためいて「よくわかんないけど、とにかく頭下げときゃ大丈夫でしょ」と、不誠実な土下座をして屈辱を味わうことなく済むわけです。

5)侵華日軍毒ガス戦事例集

中国を旅したり、友達が増えてくると、「実はここの土地は反日なんだ」とか、「私の故郷は日本軍の毒ガス攻撃に遭った」と言われることがあります。

それにしても、そういう機会って多いよなぁ…どうしてなんだろ?と思ってますと

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▲こんな本がありました。

日本だと「毒ガス」といえば、731部隊のことが有名で、でもあれってハルピンの部隊だし、中国全土で見たら、毒ガス戦とかってそんなに数がないんでしょ…と思っていたら大間違い。

とにかくこの本が収録しているだけでも日本軍の毒ガス使用例は1800件もあるのです。

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▲著者は紀学仁さん。1934年に遼寧省営口で生まれ…ってあるので、満州建国の2年後ですね。16歳で中国人民解放軍の防化兵(化学兵器に関する兵種)になったそうで、中国人民解放軍の化学兵器研究の第一人者みたいな人ですね。

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▲第一章は日本軍が明治維新後に近代国家の建設に着手すると同時に拡張主義路線と軍国主義体制を確立し、第一次世界大戦で出現した化学兵器の巨大な軍事価値に着目し、1918年5月に陸軍省が毒ガス委員会を設立し、毒ガスの生産、応用、訓練の研究…みたいなことが書かれています。

日本では、中共はイイカゲン、デタラメ、ウソツキ…という話ばかりで、雑でダメな印象が強いですけど、あちらはこうやって歴史を遡ってコツコツと理解してくるのが好きですね。

時系列の全体像と細部のファクトをてんこ盛りにして、反日の理論武装を精密に組み上げてくる。そこには、中国人が何かを理解しようとする際の「学習のパターン」があって、それを理解すれば「敵の手の内」が見えてくるんじゃないか…と私は考えるわけです。

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▲第二章から日本軍の毒ガス使用例が始まりますが、第二章では「盧溝橋事件以前」という区分けになっています。

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▲中国で日本軍が毒ガスを使用した最初の事例は1928年7月台湾の新竹でマスタードガスのテスト…ってそれって「台湾」じゃないの?と思うわけですが、中共的には日本統治下の台湾でも「中国」という認識になるわけです。

その後、霧社事件で実戦での使用。

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▲大陸での最初の毒ガスの使用は、1933年11月16日の黒竜江省で731部隊の前身にあたる東郷部隊が中国人2名に対して行った実験である…と書かれています。

こうやって、あっちこっちの記録に残っている日本軍の中国における毒ガスの使用事例を集めて時系列で並べているのが本書なのです。

だから、この本を読んでいると、「こんなにたくさん毒ガスが使われたのか!」という驚きもあるし、「こんな場所でも毒ガスが使われていたのか!」という発見もあります。

たとえば

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▲こちらに「上海嘉定」という字がたくさん出てきますよね。これは今の上海市嘉定区のことです。第二次上海事変の時に、嘉定は激戦地の1つだった。

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今でこそ嘉定は、ちょっと落ち着いた感じの郊外の町でして、古くは水郷でご飯も美味しいし、人は優しいし、私は嘉定好きなんだけど、中国人の友人から「ここの人たちは本当は反日だから気をつけなよ」と忠告を受けて信じられなかった。

でも、この本を読むと、毒ガスの使用事例がたくさん出てくるので、そりゃ当時を知る人は相当日本を恨んでいるんだろうな…と想像がつくようになるわけです。

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▲途中すっとばして、ここからは1945年8月15日以後の記録。大陸にいた日本軍は「終戦の詔勅」が出た後も、一部の部隊は戦闘を継続し、毒ガスも使用していたわけです。短い文章ながら、終戦後も投降を拒絶し、死力を尽くして奮闘する様子が伺えます。

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▲中国における日本軍の毒ガス使用の最後は1945年10月5日の河北省藁城で投降を拒絶し…とあります。気になるのは、どうしてこの時期になっても日本軍は投降せずに戦ったのか。

▲こちらを見ると

何天叉(中国抗日戦争史学会理事)さんは語る。日本軍の毒ガスは河北省に一番多く埋まっている。終戦時、河北省は国民党でなく共産党が強かったので、日本軍は敗北を認めず、戦争が終った後の1945年10月5日まで毒ガスが用いられたのだと(日本軍は10月5日撤退するときに、青酸ガスを使った)。

…とありますので、たぶん日本軍としては、中華民国に敗戦したので、国民党の部隊に投降するつもりはあっても、河北省でやってきたのは共産軍だったので、投降を拒絶して戦ったのではないか。もしくは、中共軍に投降して武器を渡すのが嫌だったのか。

この本は、日本軍がいつどの場所でどのように毒ガスを使用したのかがわかる内容になっておりまして、もしここに掲載されてない話があったとしたら、デマか勘違いの可能性がある。

もしかしたら本書に記されていない「新事実」かも知れませんけど、とにかく、中国人が「私の故郷は日本軍の毒ガス攻撃が…」と言い出した時に、「それって何処?いつの話?」と聞けば、すぐに本書で事実を確認できるわけです。

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▲こちらは抗日戦争8年間の日本軍の毒ガス使用の地域別の回数を表にしたもの。ここの「年度」は民国暦ですから11足せば西暦になります。

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▲こちらは使用された毒ガス兵器(散布方式)のタイプ。毒ガスの入った缶。「近戦具」ってなんだろ…接近して使うタイプのものかな。「砲兵射撃」「飛行機による投擲」…こうしてみると、毒ガス使用のピークは1939年の455回。1939年には重慶爆撃、海南島上陸、贛湘作戦、中国軍の春季大攻勢と冬季大攻勢があり、日中戦争が泥沼化している真っ最中ですから、毒ガスの使用も飛び抜けて増えたのだろうな…と想像がつくわけです。

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▲こちらは抗日戦争8年間の中で、使用された毒ガスのタイプ。ここで注意したいのは、「毒ガス」と一口にいっても、全てが致死性のある猛毒じゃなくて、催涙ガスもあれば、くしゃみガス(喷嚏)もあり、この2つは最も使用数が多い。催涙ガスとくしゃみガス、催涙くしゃみガスの回数を足すと917になるから、使用された毒ガス(回数)全体の69%は催涙&くしゃみ系のものだったことがわかる。

ということは、突如中国人が「私の故郷は日本軍の毒ガス攻撃に…」と言い出した時に注意して確認しておかないと、それはもしかしたら「催涙ガス」か「くしゃみガス」かも知れない。「だから別にいいじゃないか…」とは思いませんけど、そのレベルの「毒ガス」だったら、今でも武装警察が暴動鎮圧の際などに使ってますよね。だから日本軍の戦争責任を追及しなくてもいいじゃないか…とは思わないけど。

私が考えるのは、記録に基づいて事実を確認する必要がある…ということ。本書は他ならぬ中国側の公的資料なわけで、この本を反論や検証に使って、中国人に「都合の悪い」ことがあるならば、そりゃ日本じゃなくて、人民解放軍に文句を言ってくれ…という話ができる。「どうせ中共のデタラメ本でしょ」と侮ってはいけない。使い方よっては、我々日本人にとっても非常に強力な「ツール」になるわけです。

* * * * *

こんな風にして少しづつ、好きな小説、趣味の本、見てるだけでも楽しめる写真集やカタログ、図集…とステップアップしつつ、中国語に触れる機会を増やして、生活の中で「中国語のある日常」を作り始めると、抵抗感は薄れてきます。

それから、自分の関心にとって重要なテキストを見つけて、自分の「武器」にできる貴重な書籍に巡り会えたなら、夢中で読むようになると思うのですね。

そんなことをやっている内に、私は中国語の本が読めるようになり、ウェブでの中国語の情報も抵抗なく読めるようになった…こんなことにハマって高い集中力を発揮していると、「メンタルがヤバイ」と落ち込んでいるヒマもない…充実した「学び」の中にこそ、メンタルの危機を打破し、行き詰まった自分を前進させる糧がある…と思うのです。

外国語をどう学んだか (講談社現代新書)

外国語をどう学んだか (講談社現代新書)

 

▲こちらは中国語だけじゃないですが、いろんな外国語を学んだ人たちが、どのように学んで、自分の言葉として使えるようになったのか…34名の事例が収録されています。古い本ですけど、外国語を学ぶノウハウに大きな変化はないと思うのですね。中古で安く買える本なので、これから外国語を学ぶ人、壁に突き当たっている人でしたら、一度はお読みになられることをオススメします(^^)