黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

田中芳樹さんと中国のつながりを調べて…

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▲こちらの話題から端を発し、

▲「ヤン・ウェンリー=四川人末裔説」の公式認定にまで話が大きくなってしまいましたがw、この間に銀英伝ファンの皆さんから、たくさんのリプライをいただき、どれから読んだらいいのか、アニメやマンガはどれから読めばいいのか…DVD-BOXをプレゼントする…とか懇切丁寧に教えていだきました。ありがとうざいます。

現段階では、

  • やっぱり、まずは原作をキッチリ読んだ方がいいみたい。
  • アニメ版については発表順で全部観る。
  • マンガ版は原作の後がいいと思うけど、アニメ版の前なのか後なのか、どのタイミングで読めばいいのかわからない(未定)

…という感じです。

ただ、原作のどの版を購入すればいいのか…というのがまた悩みでしてw、あんなに多くのバージョンがあるとは思いませんでした。

【目次】

『銀河英雄伝説』の紙版はどれを買うべきなのか問題

銀河英雄伝説1 黎明篇 (らいとすたっふ文庫)

銀河英雄伝説1 黎明篇 (らいとすたっふ文庫)

 

▲とりあえず、Kindle版で第一巻は無料で読めるので、こちらは既にゲット。ただ、たぶん銀河英雄伝説は大作で、頻繁に読み直すことが多そうなので(私はサラッと読み流すのができず、たまに話がわからなくなったり、疑問点が出てくるとと遡って「あの時のあの部分はどうなってたんだっけ?」と読み直すため)、それだったら紙で持ってた方がいいのか…と考えたわけです。

ヤフオクでもアマゾンでも古書の全巻揃いが出ているし、ベストセラーだけあって値段もこなれているので入手しやすい。でも、たくさんの版があって、一体どれを買えばいいのかわからない…という問題に直面しております(^_^;)

私の希望としては、

  • 印刷状態がよく読みやすい(ウィキペディアによればトクマ・ノベルズ版の初期のものは印刷が良くないとか)
  • 判型が大きく文字も大きい(私が目が悪く、紙の本を読んでいると疲れやすいのです)
  • 銀河英雄伝説の外伝を含む全エピソードがちゃんと収録されている(逆にされてない版があるのかというのも知りませんが…)

という条件が揃っているものを探しているところです。

そもそも、田中芳樹さんはどういう人なのか

アマゾンで『銀河英雄伝説』の様々な版を見ている内に気付いたのは、田中芳樹さんの著書の膨大さ。今まで作品を読む機会がなかったので(そもそも私は小説をほぼ読まないのです)、『銀河英雄伝説』以外にどんな作品を書いているのか知らなかったのですね。

それで更に気付いたのは、中国を舞台にした小説がやたらと多いこと(「イマサラ気付いたのかよっ!」とツッコまれそうですが…)。そして、リプライでも教えてもらえましたが、『銀河英雄伝説』そのものが中国文学の影響を受けている…ということ。

ずっと「SF作家 田中芳樹」という認識で「アウェイ感」しかなかったのですが、「中国つながり」であれば、もう完全に黒色中国の「ホーム」になります。

というわけで、『銀河英雄伝説』を読み始める前に、まずは著者本人がなぜそんなに中国を重視しているのか、解き明かしたくなったものの…

▲ウィキペディアで田中芳樹さんの経歴を見ても、中国のことは何も書いていませんでした。

「自伝」はないのかなぁ…と思いつつ探してみると…

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▲田中芳樹さんの作品中、「エッセイ・対談」で分野で

長江有情

長江有情

 

▲重慶から武漢までの旅する旅行記。

中国名将の条件

中国名将の条件

 

▲陳舜臣氏との対談。

これら2冊はあまり長くないので、すぐ読めそうだけど、情報量が少ない。他にもっとまとまった情報量の本は…と更に調べると…

書物の森でつまずいて… (講談社文庫)

書物の森でつまずいて… (講談社文庫)

 

 ▲作家生活25周年を記念して刊行されたエッセイ、対談、インタビュー集。私が探していたのはこれだ!w

アマゾンのカスタマーレビューを見ても、私が知りたい情報が書かれているのは間違いなさそうです。

というわけで、本格的に『銀河英雄伝説』の世界へ突入する前に、著者本人の「中国との関わり」を読み解くことになりました。

「ヤン・ウェンリー=四川人末裔説」の件では、一部のファンから不興を買ってしまったようですが、「模範的愛読者」となるべくがんばりますので、何卒ご容赦ください(^^)