海鴎4Bに限ったことではないが、二眼レフのカメラはストロボ撮影の際に、横につけることが多い。こうすると、被写体の右横に目立つ「影」がつく。これが非常に嫌なのである。
ストロボをカメラの上部に付けられたら、影は被写体の下につくので、あまり目立たなくなる。
メディアジョイ ローライフレックス3.5用ストロボシューI型
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▲ローライだと、こういうアタッチメントがあって、ビューレンズのバヨネットに装着してビューレンズの上にストロボを取り付けられる。
だが、我が海鴎はこれを装着できないので、ちょっと工夫してみることにした。
【目次】
クランプ+自由雲台
▲アマゾンで、ローライ用ストロボシューの代わりになりそうなものを探していると、こちらの製品が目についた。
実は、私はこれと似たようなクランプは持っているけど、雲台は持っていなかったのだ。
クランプには三脚ネジ(メス)があるので、三脚に取り付ける方のネジが三脚ネジ(オス)の自由雲台を探せば良い。
▲そこでこんなものを購入。
koolehaodaミニボールヘッドカメラ三脚ボールヘッドマウントと1/4〜1/4コネクタ(1/4〜1/4コネクタ)
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▲たぶん、これが今現在入手可能な上下両方共に三脚ネジ(オス)の自由雲台ではないか。
▲装着してみたら、ピッタリだった!
▲それにコード付きホットシューを取り付ける。
▲私はコレを20年以上前に購入したのだが、いまだに売ってるとは思わなかった。今どきどんな人が使うんだろ?w
ビューレンズにフィルターを2枚
▲ビューレンズの出っ張りとフィルターをクランプで挟んで固定するのだが、フィルター1枚では安定しなかったので2枚使用。これでシッカリと固定できるようになりました。この手のフィルターはアマゾンでも売ってますけど、イーベイだとタダみたいな値段で売られてます。
▲クランプをビューレンズに固定したところ。
ストロボ装着!
▲ストロボは、メカブリッツの20BC6を使用。このストロボは外部調光がシッカリと効いて使いやすいです。ISO200のフィルムを使っていたら、絞りF8.0で、距離がどれだけでも自動で調光してくれます。
若干、背が高くなって、ストロボの位置がテイクレンズから離れ気味ですけど、今の一眼レフにTTLのストロボをつけても、同じぐらいの距離は離れているので、まぁ、いいのかな。それと、自由雲台でバウンスもできるので、それもメリットであります。
▲横から見るとこんな感じ。
中版の画質&海鴎の独特の発色で、正面から大きなストロボを炊いて、コントラストの高い写真を撮りたくて、最初はストロボを横につけ、その後で手持ちでカメラの上にストロボをかざして、やってたのですが、それでは落ち着いて撮影に集中できないし、危なっかしいので、こういう仕掛けに落ち着きました。
二眼レフカメラのストロボ撮影で、同様の悩みをお持ちの人は少なくないと思われますので、ご参考になれば幸いです(^^)