黒色中国BLOG

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【中国製二眼レフカメラ・海鴎4B研究】(9)ストロボを真上につけたい!

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海鴎4Bに限ったことではないが、二眼レフのカメラはストロボ撮影の際に、横につけることが多い。こうすると、被写体の右横に目立つ「影」がつく。これが非常に嫌なのである。

ストロボをカメラの上部に付けられたら、影は被写体の下につくので、あまり目立たなくなる。

▲ローライだと、こういうアタッチメントがあって、ビューレンズのバヨネットに装着してビューレンズの上にストロボを取り付けられる。

だが、我が海鴎はこれを装着できないので、ちょっと工夫してみることにした。

【目次】

クランプ+自由雲台

▲アマゾンで、ローライ用ストロボシューの代わりになりそうなものを探していると、こちらの製品が目についた。

実は、私はこれと似たようなクランプは持っているけど、雲台は持っていなかったのだ。 

クランプには三脚ネジ(メス)があるので、三脚に取り付ける方のネジが三脚ネジ(オス)の自由雲台を探せば良い。

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▲そこでこんなものを購入。

▲たぶん、これが今現在入手可能な上下両方共に三脚ネジ(オス)の自由雲台ではないか。

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▲装着してみたら、ピッタリだった!

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▲それにコード付きホットシューを取り付ける。

エツミ ホットシュー コード付 E-519

エツミ ホットシュー コード付 E-519

  • メディア: エレクトロニクス

▲私はコレを20年以上前に購入したのだが、いまだに売ってるとは思わなかった。今どきどんな人が使うんだろ?w

ビューレンズにフィルターを2枚

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▲ビューレンズの出っ張りとフィルターをクランプで挟んで固定するのだが、フィルター1枚では安定しなかったので2枚使用。これでシッカリと固定できるようになりました。この手のフィルターはアマゾンでも売ってますけど、イーベイだとタダみたいな値段で売られてます。

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▲クランプをビューレンズに固定したところ。

ストロボ装着!

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▲ストロボは、メカブリッツの20BC6を使用。このストロボは外部調光がシッカリと効いて使いやすいです。ISO200のフィルムを使っていたら、絞りF8.0で、距離がどれだけでも自動で調光してくれます。

若干、背が高くなって、ストロボの位置がテイクレンズから離れ気味ですけど、今の一眼レフにTTLのストロボをつけても、同じぐらいの距離は離れているので、まぁ、いいのかな。それと、自由雲台でバウンスもできるので、それもメリットであります。

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▲横から見るとこんな感じ。

中版の画質&海鴎の独特の発色で、正面から大きなストロボを炊いて、コントラストの高い写真を撮りたくて、最初はストロボを横につけ、その後で手持ちでカメラの上にストロボをかざして、やってたのですが、それでは落ち着いて撮影に集中できないし、危なっかしいので、こういう仕掛けに落ち着きました。

二眼レフカメラのストロボ撮影で、同様の悩みをお持ちの人は少なくないと思われますので、ご参考になれば幸いです(^^)

二眼レフカメラワークショップ

二眼レフカメラワークショップ

  • 作者:田中 長徳
  • 発売日: 2009/09/25
  • メディア: 単行本