【日本人には「中国人と同じ血が流れている」、なのに日本人は好戦的=中国メディア】…現代の日本人のルーツの1つは、西暦184年から589年までの魏晋南北朝時代、もしくは隋や唐の時代に中国大陸から逃亡した人びとだと主張… https://t.co/XaQ84kPE9J
— 黒色中国 (@bci_) 2016年11月28日
▲昨日話題になったツイートはこれ…RTはそれほど伸びなかったけれど、多くの反響が寄せられました。その全てが記事に対して懐疑的なものでしたが、中には人種差別的内容もあったりで、いちいち返答していると荒れるので一切スルーして、こちらで気兼ねなく書きたいことを書こうと思いました。
先に私の結論を述べると、「そう言われるとそうかも知れないし、思い当たるフシもあるけど、どっちでもいいんじゃないの?」というものです。
私が親しみやすい漢民族(地域別)
中国の色んなところへ行って、色んな人と、色んな民族を会っていると、中国人の特徴、各地域での特徴、各民族の特徴…がなんとなく見えてくるので、「中国人とは…」「漢民族とは…」「東北人とは…」「四川人とは…」「上海人とは…」「香港人とは…」という話を私もツイッターでよくやっていますが、どんなことにも例外があり、人それぞれなので、確実で絶対の定義はありえません。
しかし、私の経験で言うと、山東人、広東人、四川人、福建人、東北人、上海人は、性格や外見などで日本人に似た所が見られると思います。比較的親しみやすいです。
長江流域以南か、日本に近い地域の漢民族は親しみやすい(※個人の感想です)
私の所感を真面目に考えてみると、たぶん長江流域以南の稲作文化圏(広東、四川、福建、上海)か、地理的に日本に近い(山東、福建、東北、上海)…というのが浮かび上がってきます。歴史を遡れば、彼らと日本はどこかで文化的な交流があったり、血のつながりがあるのかも知れません。
http://www.hamajima.co.jp/rekishi/shiryo-katsuyo/08.pdf
▲参考までこちらのリンクを貼っておきますけど、私が先程親しみやすいとして挙げた地域は、特にこういうのを念頭にしたわけじゃないんですけど、たまたま日本への稲作伝来ルートと同じ地域になってますね。
日本人のルーツの1つに長江文明があるという説もありますから、中国の一部の人達は、日本人と似たような生活習慣や考え方を身に着けているとも言えます。国籍とか言葉の壁とかを取っ払ってしまうと、そんなに日本人と大差ない。私の場合、四川とか福建の人に対しては、ちょっと遠い親戚に会っているような気がします。
「日本人には中国人と同じ血が流れている」という話が出ると、感情的に拒否する人がいるんですけど、それってそんなにムキにならなきゃいけないことなんだろうか…科学的、学術的な議論であれば別ですけど、こんなことで感情的になって口汚く拒絶しても、日本人の品位を貶めるだけで、日本のためにはならないと思います。