【緊迫・南シナ海】『中国高速船、領有権を争うベトナムの漁船に接近、銃で威嚇』■7人の兵士が乗り内4人が銃を構えていた■兵士は漁船に対しスピーカーで何かを呼び掛けたが言葉が分からない■兵士は停止を命じるような身ぶりを示すとともに銃で威嚇https://t.co/J9lIP4kBT2
— 黒色中国 (@bci_) 2016年6月13日
このニュースには驚きましたが、ベトナム国営紙タインニエンの英語版で、この記事と思われるものを発見しましたところ、動画も掲載されておりましたので、こちらでも紹介しておこうと思います。
▲タイニエンの英語記事はこちら。
▲同ページに貼り付けられている動画はこちらですが、
- 五星紅旗らしきものが見えるのは確か。
- たぶんこの船は「複合艇」と呼ばれるタイプのものと思われ
【参考】複合艇 - Wikipedia
- 産経の記事では7名乗船、うち4名が銃を構えていた…とありますが、動画の中では銃らしきものを明確に確認することはできず。少なくとも、この撮影をしているベトナムの漁船には銃を向けていない。
- 産経の記事では「銃で威嚇」したとあるが、動画ではそれらしき状況は見られない。
単に、並走しているようにしか見えないのですけどね。
ナイスタイミングの動画公開
ちなみに、この動画が撮影されたのは、5月30日、クアテロン礁の付近といいますから、地図で確認すればこんなところです。
中国がクアテロン礁付近での実効支配を強めているのはわかりましたが、わざわざ近づいていくベトナム漁船もスゴイですね。
【緊迫・南シナ海】『中国ASEAN外相会合開幕』比が国連海洋法条約に基づいて南シナ海の一部の島嶼で求めている仲裁手続きの結論が近く示される見通し…(中国は)経済支援などを持ち出して協調関係にあるASEAN10カ国の切り崩しを狙う https://t.co/y4WtvIE4GY
— 黒色中国 (@bci_) 2016年6月14日
そういえば、今日(14日)から雲南省でASEANの外相会合が始まりましたが、撮影から2週間おいて、このタイミングで動画を出してくるのは、さすがベトナムですね。