黒色中国BLOG

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iPod Classic(第5.5世代)をまた使い始めました

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最近は家の中や旅先で静かに音楽を聞きたいことが多く、ノートPCに音楽のデータを入れて持ち出せるようにしていたのですが、iPad2にハマって便利に使えるようになると、ノートPCそのものが不要になって、持ち出さなくなりました。

かといって、iPad2(64GB)に音楽データを大量に入れると、他のデータを入れるスペースがない。音楽を聞くだけのためにiPad2を使うのも億劫だし、さてどうしようか…と悩んでいたら、思い出しました。

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10年前に購入したiPod第5.5世代80GBモデル。しばらく使わずにいたのですが、充電してみたらちゃんと動きましたので、これを再利用することにしました。

iPod Classicのメリット

今更こんな骨董品を…と思いましたけど、改めて使ってみると結構メリットが多いのがわかりました。

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  • 基本的に音楽を再生する以外の機能はないので、音楽を聞くのに集中できる。
  • タッチホイールの操作が簡単。
  • 音質が良い?

iPod第5.5世代は10年前の製品ですけど、音楽を聞くという機能においては完成されているので、これで充分という気がします。この後に出た第6世代は、材質が変わったり、少し薄くなったりするだけ。その後、iPod Classicはなくなって、iPod Touchになりますけど、あちらは電話機能抜きのiPhoneみたいなものですから、やっぱり純粋に音楽再生機が欲しいのであれば、タッチホイールのiPod Classicじゃないかなと思ったりします。

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▲それとこれは私個人のメリットになりますけど、いまだにiPad2を使用している私にとって、30ピンのDockケーブルを共用できるのはありがたいやら嬉しいやらです。

iPod Classic 用 手帳型 PUレザーケース

iPod Classicを使う上での注意点としては、落としたりして衝撃を与えないこと…それはどんな電子機器でもそうなんでしょうけど、私は10年前に購入した際、1ヶ月経たずに衝撃を与えて壊してしまい、高額な修理費を支払ったのが未だにトラウマになっておりますので、再登板させるにあたって、衝撃から保護するためのものはないかな…と思いました。それと、iPod Classicって、前面も後面も傷つきやすいので、それも防止したい。でも、10年前のデジタルガジェットのアクセサリーってあるんだろうか…と思って探していたら…

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▲私は時計趣味の関係で、革製品って結構気にして見る方ですけど、縫製とかも悪く無いです。それと、開いて左側のカード入れになっている部分の革はバックスキンなんですね。開いた時の指にあたる肌触りがいいです。

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▲ただし、気になるのは厚みですね。iPod第5.5世代の80GBって、厚みが14ミリありまして、第6世代以後に比べてちょっと太めです。

▲こちらを見ると、歴代のiPodのサイズが掲載されています。

一応、この手帳型ケースは「Classic」用。厳密に言えば「Classic」は第6世代以後ですから、大丈夫なのかな…と心配になりつつも、革だから無理すれば入るだろうと考えておりました。

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▲でも、全然問題なくピッタリでした。

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▲このベルクロでiPodを巻き込むようにして固定して、ベルクロの遊びの部分で少々のサイズの違いは問題なく調整可能になっているのです。

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▲もう全然、第5.5世代専用ケースみたいな感じ。ケースにちょっと「出っ張り」があるから、少々の高さなら落としてもケースが衝撃吸収してくれそう。

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▲こちら上面。ホールドスイッチの操作もちゃんとできます。

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▲下面。ケースをつけたままで、Dockケーブルを抜き差ししても全然干渉しません。

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▲一応、カードを挿すためのスリットが2つありますけど、型崩れさせたくないので使わないことにします。この端の中心部に薄い磁石が仕込んであり、閉じるとピタッとくっついてくれます。人によっては弱いかな…と思う程度の磁力ですけど、開く時に楽なので、これぐらいがちょうどいいのかな、と。

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▲カードを入れる側の後はお札を入れるための場所らしいです。ここの革は少し斜めになってます。たぶんお札が取り出しやすいようにしているのでしょうけど、こういう心遣いは嬉しいですね。流行りものに乗じて適当に企画されたアクセサリーじゃなくて、革製品のことがわかっている人が設計したような気がします。

メンテナンスは?

iPod Classicの最終モデルが発売されたのは2009年。2014年にClassicシリーズは販売終了になっています。どうして未だにこんな立派な革ケースが販売されているんだろうか…と思ったんですけど、今でも愛用者が多いのですね。ググってみるとその数は少なくないようです。

▲こちらの記事によると、SSDやmicroSDに換装できるそうです。ただ、SSDは256GB以上だと高熱になり、microSDだと128GBまでとのこと。

当分は80GBのHDDで使えそうですが、あまり使ってなかったとしても10年前のHDDだからちょっと不安。それと、手持ちのCDを片っ端に変換して入れ込むと、たぶん80GB超えるのかな…超えないのかな…という微妙なところ。それにやっぱりSSDは男の夢ですから(意味不明)、そのうち換装にもチャレンジしてみようと思います。長く眠らせていたのですが、思いがけず自分だけの宝物が1つ増えました。