▲たぶん、私のブログの中で、最も読まれているのは、この記事ではないだろうか。
本当に、私のブログというのは…もしくは「黒色中国」というのは…一体何なのかと悩み込んでしまうのだが、御覧頂いているみなさんの中国の食に関する関心の高さには驚くばかりである。
あまりガチガチの反中ブログにする気もなく、今後は御覧頂いてる人々の関心に合わせた内容にしようと思っているのだが、先日ツイッターで浮上したのが、「西紅柿炒鶏蛋」の日本語名称の問題である。
「西紅柿炒鶏蛋」は、中国では何処でも食べられる定番の家庭料理だが、なぜか日本ではあまり普及していない。中国でこれを食べた日本人の大半がハマってしまうので、日本人の味覚に合っているのは間違いないのだが、なぜか日本では広がりを見せない。なぜなのだろう?と思うわけだが、たぶん名称の問題があるのではないだろうか。
日本で広く親しまれている中華料理は、中国語名をそのまま持ってくることが少なくない。
・「青椒肉絲」(チンジャオロース)
・「麻婆豆腐」(マーボードーフ)
・「回鍋肉」(ホイコーロー)
「西紅柿炒鶏蛋」は、発音をカタカナ表記すると「シーホンシーチャオジーダン」になる。これはちょっと長すぎるので、日本では定着しそうにない。ツイッターを見ていても、「美味しそうだが読み方がわからない」というコメントを何度か戴いた。
日本語名称は既にあった
そこで、日本語の名称を考えよう!…と思ったのだが、実はこの料理、私が知らないだけで、日本語名称は既にあったのだ。
・「トマト卵炒め」
・「トマ玉」
・「トマタマ」
▲などの呼称が多数、ツイッターで寄せられた。
@bci_ こんにちは、私は店頭や料理本だとこの表記を目にすることが多いです pic.twitter.com/atcvspKd8t
— kiris_ (@kiris_) 2015, 9月 4
▲料理本でも、「トマト卵炒め」として紹介されている。
そこで今後、私のブログやツイッターでは…
【西紅柿炒鶏蛋】(シーホンシーチャオジーダン)
・日本語での正式名称「トマト卵炒め」
・日本語での略称「トマ玉」
・ハッシュタグは「#トマ玉」
…に統一することにした。
日本での普及の一助となれば幸いである。
▲特に専用の調味料を使わなくても、トマ玉は作れそうなものだが、こういうものを利用すると一味ちがうものになるのかも知れない。今度、試してみようと思います。