ツイッターでは、黒色中国といえばトマ玉（西紅柿炒鶏蛋）、トマ玉といえば黒色中国…ということになっておりますが
▲こういう記事を書いていたりして、トマ玉ネタが定番になっているからですね。
ただ、最近はあまりトマ玉ネタをしておりませんでした。単純な料理なので、特にこれといって追記することも目新しいこともないのですね。
でも、よくよく見返してみると、以前私が作っていたトマ玉と最近のものは、かなり違ってきているので、最近の私のトマ玉がどんなものなのか、ご報告しようと思います。
▲最近の私が作っているトマ玉はこんな感じです。汁少なめで全体的に柔らかく、しっとりと仕上げるようになりました。
黒色中国流「汁少なめトマ玉」の作り方
1）まずはフライパンを温めて、油を引いて煙が出るまで熱する。最近の私はフライパンじゃなくてテフロン加工の卵焼き器を使ってます。1人前のトマ玉を作るのに大きなフライパンは不要です。小さい卵焼き器なら、引く油の量も少なめに出来ます。油は米油を愛用しています。
▲私が愛用している米油はこちら。多めに使っても後味スッキリで油っこくなりません（※個人の感想です）。
▲我が家で使っているのと同型…かな。このサイズの卵焼き器があると色んな料理に使えて重宝します。
2）溶き卵を入れてちょっとかき混ぜてすぐに火を止めて余熱で卵が軽く凝固させてすぐに皿に移します。この間、数秒です。スクランブルエッグにしてはイケません。ホンのちょっとだけ加熱して少し凝固させたら終わりです。
3）その後すぐにトマトをフライパンに入れます。私はトマトを2つに割って、それを5ミリぐらいにスライスしてます。薄めにした方が熱の通りがよいです。最初は中火でさっと炒めて、汁が出てきたら弱火に変えて少し水分を飛ばします。少しです。完全に飛ばしてはいけません。
4）そこに先程の少し凝固させた卵を投入。卵にトマトの汁を吸わながら、たまにかき混ぜて、ゆっくりと水分を飛ばします。写真だと「こんなので大丈夫？」という不安がありますけど、これで少し加熱したら卵が水分を吸ってくれて、ちょうどいい感じになるのです。
5）お皿に移して、オイスターソースをかけて、粗挽き胡椒をかけます。卵が半熟なので卵臭さがあるためです。それとオイスターソースもけっこう生臭いので、粗挽き胡椒でニオイ消しにします。
私の場合、オイスターソースは化学調味料無添加のものを小瓶で買っています。大瓶だとなかなか使いきれないので、小瓶でなるべく新鮮な状態を保ちたいので。古いオイスターソースって、美味しくないし、嫌なニオイがする（※個人の感想です）ような気がします。
▲以前の作り方の違いをあげると、以前は水分が逃げないようにフタをして、「蒸し」を加えることでまんべんなく加熱していたのですが、これだと水分多めで旨味が薄まるのですね。だから手早く水分を飛ばして旨味を凝縮し、汁を卵に吸わせて、最低限の加熱しかしない…という風に変更したのです。
無駄に汁を増やさずに、全体的にしっとり感のある状態がベストです。
▲私は最近、玄米でなければ雑穀米を炊いておりまして、どちらともトマ玉にはよく合います。
一人で自炊することが多いので、料理の品数を増やせない代わりに、雑穀で不足がちな栄養素を補おう、という考えです。
「汁少なめトマ玉」はラーメンにも合う
▲ラーメンの上にのせれば、トマ玉ラーメンになるわけですが、水分を飛ばして作った「汁少なめトマ玉」はラーメンにも合いますね。
▲トマ玉ラーメンの時は、味噌ラーメンが一番合うと思います。スープの味もあるので、ラーメンにのせる時はオイスターソースを入れません。その代わりに、黒ゴマを挽いたのをふりかけます。こちらはブログの撮影用でして…
▲実際はこんなにたくさん黒ゴマをぶち込んで食べてますけどw。
黒ゴマの香りと味噌ラーメンのスープがいい感じで合うのです。それにトマ玉と熱々の太麺が絡み合って、濃厚な香りと味と歯ごたえが醸し出されます。
簡単ですので、ぜひ一度お試しください(^^)
