【顔、虹彩、指紋の認証でパスワードいらずに】『Windows 10は生体認証「Windows Hello」に対応』パスワード代わりに顔、目の虹彩、指紋といった生体情報を用いることで、より安全で便利なユーザー認証を行うことを意図している http://t.co/uMjh6U9gXW
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 3月 19
現在、私は3台のWindowsマシンを使っていて、その内の2つは8.1である。正直なところ、あまりいいOSとは思えない。しかし、今年の夏にリリースされるWindows10は、何かと面白そうな話題が多く、ちょっと期待している。上掲のニュースを読んで、「そうか、生体認証も標準装備なのか…」と喜ばしく思っていたのだが、顔や虹彩はともかくとして、指紋は偽造できたはず…
実は指紋を偽造することはそれほど難しいことではない。シリコーンを使って指紋の型を取り、その型にさらにシリコーンを流し込めば、「指紋テープ」が完成する。
過去にも指紋付きの指をシリコーンで偽造して認証をすり抜けようとした事件があった。
上記のページを読むと、いとも簡単なように書いているけれど、実際はどんな風に作られるものなのだろうか?
確か、指紋偽造の技術は、中国でもあったはずなんだけど…と思って調べてみたら、すぐに出てきたのは次のページである。
「偽造指紋技術」というタイトルで、中国の掲示板に写真付きで詳しく解説されている。
この製造法を見てわかるのは、本人の指から直接「型」を起こさなくても、何かに付着している指紋から、指紋の複製が可能になっていることだ。特殊な器材を使わないので、必要な薬剤と知識があれば、誰でも出来そうだ。
【不正アクセス 過去最多の3500件余】不正アクセス事件では海外のサーバーを経由させていることが多いため、犯行グループの特定が難しいということです http://t.co/2i5OIuFds7
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 3月 19
最近不正アクセスが急増しているところに、Windows10が発売されるわけで、今後は個人レベルでも生体認証が普及するのだろうけれど、指紋の複製は上掲の偽造技術を見てもわかるように、かなり簡単に出来てしまうので、指紋認証だけで安心しない方がいいようだ。