オピネルの8番をようやくゲットしました。
グリップにストラップホールが開けられて、皮紐が通されているモデルを「トレッキング」と呼ぶそうで、オピネル公式のサイトにも、「ステンレススチールナイフ No.8トレッキング(ナチュラル)皮紐付」という名称で掲載されています。
なぜ皮紐のストラップがついただけで、「トレッキング」になるのかは不明ですが…せっかくなので、オピネル8番のファースト・インプレッションを書こうと思います。
このようなタグがついてきます。
タグの裏面。タグには「トレッキング」とは書かれていないのですね。
「オピネル・サイズ論」再び
現在、私の手元にある10番カーボンは分解改造をしている途中なので、グリップだけの登場になりますが、大きさを比較するとこのようになります。
10番に見慣れていると、8番はちょっと「カワイイ」印象。10番が持っていた「武器っぽさ」が8番になるとなくなりますね。
この「武器っぽさ」の有無ってたぶん、食事用のナイフより大きいか小さいかじゃないかと思います。手元の食事用ナイフで比較してみたら、10番は食事用ナイフより若干大きめ。8番はずっと小さいサイズでした。
ブレードを開いて、握ってみるとこんな感じになります。
私の手は日本人の成人男性としては標準的なサイズと思いますが、8番は握るとちょうどピッタリ。あともうちょっと余裕が欲しいかな…と言う程度ですが、これぐらいがちょうどかな…と思いました。
8番を握ってみると、まるで自分の手の一部になったような感覚で、ブレードとグリップの重さと重心、握り具合など、総合的にバランスが優れています。たぶんブレードとブナの木のグリップの組み合わせでは、8番の大きさでピッタリのバランスになるのでは。
「武器」ではなく、「包丁」でもなく、あくまでも「ポケットナイフ」としてのサイズなら、やっぱり8番。これ以上小さいと握った時に小指のスペースがありません。
▲オピネルのサイズについては、こちらの記事で詳しく触れましたが、改めて8番を基準に再考すると…
- しっかり握って使える最小のサイズが8番。
- 少し余裕を持って握りたい、または手のサイズがちょっと大きい人は9番。
- よっぽど手が大きすぎるとか、折りたためるクッキングナイフとして使いたいのなら、10番か12番。
…というように選択すればいいのでは…と改めて思いました。
ストラップホールについて
この8番も改造しますので、皮紐はすぐに外しました。ストラップホールにはDカンを付けるか、長めのストラップをつけて手首に通せるようにするか…と思案中。
ストラップホールの位置は「OPINEL」のロゴの下の「SAVOIE・FRANCE」とちょうど同じぐらいの高さよりちょい気持ち下ぐらい。
ストラップホールの直径は約3ミリでした。
たぶん、この位置は、ブレードの先端からは離れているけれど、ちょっと余裕がない程度では。穴をもう少し大きくしようかと思いましたが、やめた方がいいみたいです。
購入について
オピネル8番のトレッキングモデルのナチュラルカラーは、日本のオピネル公式サイトに掲載されていますが、なぜかネットでは入手できません。日本で販売されているトレッキングモデルはカラーハンドルのものばかりです。
ただし、ハンドルを削って油漬けにするような人であれば、色塗りされていても関係ないのかな…と思います。しかし、この塗装がグリップのどこまで染みているものか気になりますけど。
穴あけを面倒に思わない人なら、通常のモデルを購入して自分で穴を開ければ良いと思います。