黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

小宮一慶さんとはどういう人なのか

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毎日、中国関連のニュースをツイートする中で、経済関連のニュースがたくさんRTされることは稀ですが、これはツイートから1日で130RTを越えています。

【閲覧推奨】に指定しておいたせいもあるとは思いますけど、読まれた方からの感想を見ても、やはりわかりやすい内容だったのが、たくさんRTされた原因のようです。

わかりやすい中国経済の記事は少ない

もう今年で「黒色中国」を始めて8年目なのですが、中国経済に関する記事は、何を書いているのか、内容がつかみにくいものが少なくありません。

私自身が経済に疎いのも「つかみにくい」原因とは思いますが、中国に関する報道は、まず書き手に政治的な極端なバイアスがかかっていることが多い(「贔屓の引き倒し」とか「崩壊論」…など)。時事問題にからめて、著者のバイアスにそった結論を誘導するから、変な記事になるんじゃないかと思います。

でも、小宮さんの記事は、具体的でわかりやすく、難しい専門用語を使わずに、中国経済と人民元、中国人観光客の状況について解説しているので、多くの人の支持を得たのでしょう。

小宮一慶さんとはどういう人なのか

著者名を確認すると、「小宮一慶」…そんな中国経済専門家っていたっけ…と思ってググってみると…

日本の経営コンサルタント、株式会社小宮コンサルタンツ代表取締役、大阪府堺市出身。

中国専門じゃないけど、有名な人なんですね。私はほとんど日本のテレビをみないので、知りませんでした。

タイトルに「爆買」が入る記事は、ほとんどは読む価値がないので、小宮さんの記事もタイトルだけ見て、中身を読まずにスルーしようとしたのですが、たまたま春節期間で中国関連のニュースが少なく、ツイートするネタに困っていたので、あまり期待せずに中身を覗いてみたら…思いがけず立派な記事でした。

日経新聞の数字がわかる本

日経新聞の数字がわかる本

 

小宮さんの経歴や、記事の内容、著書から考えると、彼の特技は「自分で数字が読める」ということなのかと思います。

自分で数字を読むことが出来る人だと、政治的なバイアスに流されずに、自分の頭で中国の現状を正確に理解し、他人にわかりやすく説明できるのでしょう。

私もそういう人間になりたい…と思わせてくれた良記事でした。記事はタイトルだけで判断しちゃダメですね(笑)