【閲覧推奨】『勝谷誠彦追悼 酒と戦わずして命奪われたコラムニスト』 https://t.co/t5KchXGMQN この文章は、アルコール依存症の人がどのように症状を悪化させるのか、その経緯をわかりやすく記載している点において一読の価値があります。私の父も同じような死に方をしたので、大変興味深く読めました
— 黒色中国 (@bci_) November 30, 2018
ツイッターの「トレンド」に、著名人の名前が出てくる時は、大体が訃報だったりするのですが、勝谷誠彦さんの名前が出てきた時にはビックリしました。
まだお若いので、亡くなられる歳でもないだろうに…と。
以前から入院しただの退院しただのという話は、断片的に見聞きすることがあったので、何らかの病気になっているのは知っていたのですが、そこまで深刻だとは思わなかった。それで、上掲の記事を読んで納得したのですが、結局のところ、彼はお酒に殺されちゃったのですね。
実は、私の祖父も父も、半ば「お酒に殺されちゃった人」でして、この2人が酒に狂って身体を壊していくのを身近に見ていたので、私は勝谷誠彦さんの記事を読んで、あまり他人事には思えませんでした。
幸いなことに、私は酒に強くないので、そもそも「狂う」ほど飲めないものの、以前は毎日飲む習慣がありました。でも、私が父の亡くなったのと同じ歳になった時に、いろいろと生前のことを思い出して、それ以来酒を飲まないようになりました。
中国にいると、やたらと酒飲みの宴会につきあわされるわけですが、自分が飲まない立場で参加すると、酒を飲むというのは非常に馬鹿げた無益なことだったんだな…と冷めた目で見るようになりました。
黒色中国流「お酒をやめる方法」
私自身が酒を辞めた人間なので、一応胸を張って、断酒のコツを語れるのですが、
私の母は、テレビをダラダラ見るのがクセだったのですが、私がアマゾンプライムに加入して、『24』を見せたらハマりまくって全シーズン見て、その後は『ホームランド』を全シーズン見て、米国の対テロ系映画/ドラマが大好きになりました。酒を辞めさせるにはクスリをやらせるのが手っ取り早いわけです
— 黒色中国 (@bci_) 2018年11月25日
変な例えですが、酒以外の、別のより強い刺激やら快楽に切り替えたら良いわけです。
私の場合、「読書と釣り」というのが、酒より強い刺激であり快楽になるので、「残りの人生で、酒を呑むのをやめたら、どれだけ多くの本が読めて、何回多く釣りに行けるだろうか…」と考えると、けっこう無理なくスムーズにヤメることができました。
酒をヤメる時は、いきなり一滴も飲まない…のではなくて、少しづつアルコール度数が低いものに切り替えることですね。私は2ヶ月がかりぐらいで、少しづつ薄い酒に切り替えながら、最後は全く飲まないようになりました。
酒の代わりに飲むものを探す
それと、酒を飲まなくなると、それまでと水分補給量が変わってくるので、代替する他の飲料を用意するのがベスト。ソフトドリンクみたいに太りやすいものを避ける…というのも肝心です。私の場合、コーヒー、中国茶、日本茶が好きなので、一日中そういうのばっかり飲んで過ごしていますけど。
酒が楽しいひとときを与えてくれることはあるのだけど、酒でつぶされる人のなんと多きことか。酒以外に人生を豊かにしてくれるものは、たくさんあるというのに。
日々そんなことを考えているので、勝谷誠彦さんの記事はより多くの人に読まれるべきだと思ったのでした。
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- 今日の発見 酒は辞められる。世の中に「酒を飲ませる」文化が広まりすぎている反面、「酒を辞める方法」が共有されていないだけ。「酒に殺される人」を減らしたい。