正月の雑煮用に買ったモチが中途半端に余った。
そこで思い出したのは、
『カムカムエヴリバディ』の第一部で出てきた「ぜんざい」である。
あの、「小豆の声を聞け…おいしゅうなれ、おいしゅうなれ」というのを自分もやってみたかったのだw
「ぜんざい」なんか、ゆで小豆を買ってきて、お湯で溶いて、焼いたモチを入れたらすぐにできるんだろう…と思っていたのだが、案外カンタンではなかった。
ほとんどの人にとって、どうでもいいことだろうが、「自宅でぜんざいを作ろう!」という人のために、私の考察を書き残しておきます。
カロリーがヤバい
スーパーに行って、缶詰のコーナーと豆類のコーナーを見たら、ゆで小豆はあった。缶詰の方が高級感があって、立派そうなので、とりあえずこれでよかろう…とあまり細かいことは気にせずに買ってみたのだが…
缶を開けようとした時に、6時位置に書かれている「953」という数字が気になった。
実は、私はあまり目がよくないので、近づいて見ないとわからないのだ。
「953kcal/缶」
私は、これがどういう意味なのかしばらく考えた。
「1缶で953kcalもあるのか?」
ちなみに、ビッグマック1つで257.2 kcalだから、あずきの缶詰1つでビッグマックの3.7個分である。
しばらく、絶句した。
これは非常にヤバい食べ物ではないのか。
ツイッターでつぶやいてみると、糖尿がどーのというリプライが返ってきた。
やっぱりこれはヤバいブツらしいw
▲少し間をおいて、勇気をふりしぼって作ったのがこれ。箇条書きで私の「気づき」を書くと…
- あの缶詰を開けて味見してみたところ、超激甘であったが、一人で一度に一缶まるごと食べるようなものではない。少なくともぜんざいでいえば5回~7回分の分量がある。
- レンゲですくって2杯ぐらいで充分。いや1杯で充分か。
- レンゲ1杯でお湯をたくさん入れたら(写真のもので150~200ccぐらい)、シャバシャバの薄いぜんざいになるか…と思ったが、それでも甘さは充分だった。ただ、甘さ以外に小豆の「コク」があって、単なる「黒い砂糖水」みたいにはならない。
- 濃厚な味を楽しみたければレンゲ1杯の小豆に対し、お湯は50~100ccぐらいにする。
- 残った小豆は缶ごとラップがけして、冷凍庫に入れると長持ちする。使う時は缶ごと湯煎すると、凍結した小豆がすぐに溶けて使える。
3回目ぐらいから、一応それっぽいものが作れるようになりました。
あともうちょっと工夫して、本格的なものを作ってみようと思います。