黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

写真フィルムの価格高騰と下落…中国では安価なままの件

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記憶カメラさんはよく見るブログの1つですが、2月にこんな記事があり、びっくりしました。

FUJIFILM C200やKodak Gold200を使っていたんだけど、これも半年前くらいまでは36枚撮り10本セットが4500円くらいで入手できたけど、いまネットで見ると7000円くらいまで高騰してる。

 ▲確かに2月初頭のフィルムの価格高騰は激しく、これじゃもうフィルム諦めるしかないかな…と思ったほとでした。

ただ、ツイッターで見たと思うのですが、今のフィルム価格の高騰は、「需要が高まった」結果らしく、長期的に見れば増産されて価格安定するのかな…と予想していたところ、ちょっと落ち着いて来たようです。

【目次】

コダックのフィルム価格は下落してきた 

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▲現在、コダックのカラープラス200で5380円。

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▲同じくコダックのGold200で5800円

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▲富士のC200で8550円…こちらは高騰したままですね。

中国での写真フィルム価格はなぜ高騰しないのか?

▲以前、こういう記事を書いたので、その後、中国での写真フィルムの価格変動がどうなっているのか、調べてみました。

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▲1個18元。今のレートで279.13 円。つまり以前の価格調査とほぼ変わらず…

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▲ちなみに、富士のC200は15元(232.64 円)でした。

以前から疑問なのですが、なぜ中国の写真フィルム価格は変動しないのか。社会主義国家なので価格統制されているのかw

もう1つの疑問は、なぜ中国の格安フィルム販売業者は、eBayで出品しないのか…ということですね。たまにそれらしき業者は見るんですけど、超安値で出品してもすぐに消えます…

想像するに、中国ではまだフィルム使用者がそこそこいて、人口が多いので、それなりの低価格で流通しているけど、海外のマーケットは高騰してしまったため、中国の業者が海外で販売する時は国際価格に合わせている?のかな…真相はわかりませんけど。

春節の前後で中国に行っていた時に、フィルムを買って帰ろうと思ったのですが、春節&新型コロナで店は開いてませんでしたw

次回行った時に…とは思うものの、今の状況では「次回」がいつになるのかわかりません。

ただ、去年ColorPlus200を大安売りしていた時に買っておいたので、まだ当分持ちます。

フィルム需要の拡大⇒増産⇒価格下落を信じて、しばらく待ち続けようと思います(^^)