今、話題になっている中国・瀋陽のレストランに掲げられた反米反日の横断幕…米国と日本の新型コロナウイルス感染が長く続くのを願う内容ですが、中国の掲示板で話題になっているのを発見。https://t.co/eyQirFVMpc
— 黒色中国😷 (@bci_) 2020年3月22日
▲こちらを見る限り、この反米反日横断幕を快く思っている中国人は少なそうです。 pic.twitter.com/xxvybP1WF4
今朝から話題になっている中国・瀋陽のレストランに掲げられている横断幕…現時点でもいろいろ情報が出ていますが、この記事で書きたいのは、その詳細ではなく、あの横断幕ってどうやって作っているのですか?ということ。
【写真】撮影地不明ですが、横断幕は江西省の人の立ち入りを禁ずる内容で、もし立ち入れば14日間の隔離と隔離費用11200元を要求する…とあります。掲げられているのは中共の党旗。江西省とどこかの省の省境で、地元の中共党員が道路封鎖を行っているものと思われます。#新型肺炎 pic.twitter.com/s7KjYoySQf
— 黒色中国😷 (@bci_) 2020年2月11日
▲最近でもこういうのがありましたし…
【中国共産党大会まで1週間 習氏の政治基盤固めに注目】北京の街では「習近平同志を核心とする党中央のもとで団結しよう」といったスローガンが書かれた赤い横断幕があちこちに掲げられているほか、大勢の警察官などが動員され、警備が厳しく… https://t.co/597YpApZy9 pic.twitter.com/LDrKySinIa
— 黒色中国😷 (@bci_) 2017年10月11日
▲こういうの、中国の街中どこ行ってもよく見かけますね。
率直に言って、印刷屋で作っているのですが、この横断幕ネタは、かなりの頻度で毎回話題になるので(「ああいう横断幕ってどうしてすぐに出てくるのですか?」「誰が作っているのですか?」など)、こちらにまとめておこうと思います。
「激光条幅機」とは
▲以前、中国の街中にある印刷屋の前をやたらと通りかかることがありまして、その時にこういう機械があるのを見ておりました。
「激光」ってレーザーのことです。横断幕のことは中国語で「横幅」と言いますが、「条幅」の「条」は「細長い」という意味ですから、「激光条幅機(机)」は、「ほそながーい横断幕のレーザー印刷機」、ということになります。
90cm幅、9元/1メートル
▲こちらで見ると、赤地に黄色の文字で90cm幅の横断幕は1mあたり9元。10mにすれば90元ですから、まぁ、そんなものなのかな、という価格です。
なぜか中国ではこの手の赤地の横断幕大好きですね。大体どこでも見かける。ホテルやレストランや公的機関とか。普段からよく使われるので、何らかの反政府運動、抗議活動などにも活用される…という事情のようです。