【警戒】『尖閣の中国船に機関砲か 接続水域を航行』第11管区海上保安本部(那覇)によると、機関砲のようなものを搭載していたのは海警31239。船の前後に計4基を確認した https://t.co/IyuP6dKArT
— 黒色中国 (@bci_) 2015, 12月 22
▲こちらの海警31239がどんな船なのか調べてみました。
フリゲート「安慶」江衛-I型 / 053H2G型
▲すぐに見つかりました。退役した中国海軍のフリゲート「安慶」(排水量約2300トン)を改装したものです。
▲ちなみに、こちらに今回海上保安庁が撮影した海警31239の写真が掲載されています。
▲上掲の中国語サイトによると、退役した安慶を白く塗り、大型の武器とレーダーなどを取り外して、前方に37ミリ艦砲を2門と後方に341型火器管制レーダーを残している…37ミリ艦砲は2門または4門、341型火器管制レーダーは1つまたは2つが搭載されるのではないか…とあります。
▲「37ミリ艦砲」とはこちらと思われます。
動画
▲こちらに詳しい解説がありました。
▲こちらは改装前の「安慶」の写真を元に作った動画です。江衛-I型 / 053H2G型の細かい部分がよくわかる内容になっております。
現在の海警31239
▲こちらが改装後の海警31239のようです。
釣魚台海域 首見中國武裝海警船 - 國際 - 自由時報電子報
▲こちらは22日午前中に尖閣沖で撮影された海上保安庁本部提供の写真と思われます。
おまけ:海警44104
中国新造海警船舾装刷号 乍一看就是056舰啊|护卫舰|海军_凤凰军事
▲海警31239の写真を探している時に、海警44104の写真を見つけました。こちらは中国海軍の056型コルベットに形状が似ているとのこと。
▲海警44104は、広東海警総隊の所属だそうです。

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