黒色中国BLOG

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チープカシオ・ミリタリー(Cheap Casio Military)について

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最高の『旅行用腕時計』を求めて

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中国に長期の釣り旅へ行くにあたって腕時計の選定はかなり悩んだ。

あまり高級品だと傷つくのが心配だ。頑丈で防水、ライト付きで真っ暗闇の中でも使えるのが理想的だ。

Gショックのような大きなものではなく、なるべく薄く小さい方が邪魔にならず使いやすい。そして盗られたり紛失してもいい安いもの…となればチプカシ以外に思いつかなかった。

W800は2種類のカラーがあり、私が使用したのはこちら。ゴールドと言おうか黄色のラインが入っている。この方がNATOベルトのカーキ色に合う。

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輸出用のW800(100m防水、10年電池)をNATOストラップに交換し、コンパスもつけた。かなり雑に扱ってぶつけまくり、水泳の時もつけて、水中で何度もボタンを押してライトを点灯させたりしてみたけれど、全く異常動作はなかった。寝る時に腕時計を着けていると気になるものだが、この時計とベルトの組み合わせは、着けているのを忘れるほど軽く、手首への違和感はほとんどない。 

▲私が使用しているベルトはこれ。1年酷使したけれど、今でも生地の「コシ」は失われず、しっかりしている。厚すぎず、薄すぎず、摩耗にも強く、尾錠の黒色もキレイなままだ。

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NATOストラップに交換すると手首が時計の裏に直接あたらないので、汗で時計が錆びるのを抑えられる。外してポケットに入れても嵩張らず邪魔にならないし、写真のように立たせることができる。キーボードを打つ時に腕時計をしていると邪魔なので、PC使用時は外して机上に置くのだけれど、このようにちゃんと立つのはありがたい。

2千円台の安物時計とは全く思えない使いやすさと耐久性

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それと、中国で旅する時にコンパスは必需品である。機械式時計にコンパスをつけると磁化するのでNGだが、チプカシだったらまぁいいか…という気になる。1年も使うとコンパスの中が変色して茶色がかってくるけれど、こういう「味」が出てくるのもいい。

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NATOストラップは無数にバリエーションがあるけれど、色々悩んだ結果、ジェームズ・ボンドタイプのカーキと黒のストライプにした。尾錠は時計本体に合わせて黒メッキに。私はこのカスタマイズしたチプカシを「チープカシオ・ミリタリー」と呼んでいる。

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使い易さと耐久性とコスパ…どれも優れているチプカシ・ミリタリーだが、スーツに合わないのが唯一の難点。旅の時に腕時計を複数持ちたくないので、普段着でもスーツでも使える1本を探している。しかしそこから煩悩と物欲が新たに派生するのであったw

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ちなみに、時計好きだと風防の素材が気になるけれど、チプカシの樹脂ガラス(つまりプラスティック)は1年間乱暴にぶつけまくってもこの程度。細かい傷はつくけど、かなり近寄らないとわからない。プラスティックは柔らかく傷つきやすいけど、よほど酷くぶつけたり、擦ったりしない限り、大きな傷にはなりにくいようだ。プラスティックの風防と聞けば、貧相な印象だが、ドレスウォッチならいざしらず、実用品としては、充分な素材ではないだろうか。

▲こちらは青色のラインが入ったモデル。青色に似合うベルトに交換するのなら、こちらを使用した方がいいだろう。ちなみにW800は腕時計本体の作りはいいけれどベルトは最低なので、ベルト交換を前提に購入した方が良いと思われる。

追記:チプカシの続編を書きました

▲チープカシオ・ミリタリーを丸2年使ってみたらどうなったのか…W800の耐久性について。そしてカシスのNATOベルトについても細かくレポートしております。

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