黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

【携帯式コーヒーメーカー】「グロワーズカップ/コーヒーブリューワー」を早速試してみました!

▲こちらのような記事を書いているところからわかるように、私はコーヒー大好きでして、旅先でもなんとか飲めないかとこの10数年来、様々な工夫をしてきました。

旅先でコーヒーを淹れる上で最も困るのは、飲むカップとは別で、

  • お湯を沸かす容器
  • ドリップする器具

が必要なこと。家の中でやってる分には何でもないのですが、旅先でこれらを嵩張らせずにコンパクトに収めようとすると大変です。

 ▲ところが、先日のGIGAZINEさんの記事で素晴らしいものが!これで私の10数年来の悩みも解決するのか!!
早速1つゲットしてみました。

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iPad2をiOS9.3.5に…電子書籍&Pocket専用機でまだまだ現役使用

このブログで意外によく見られているのがiPad2ネタ。まだ使われている人が多いのでしょうね。私もその一人です。

▲こちらの記事でも書きましたが、iPad2って歴代iPadの中でもよく売れた機種で、完成度が高いので、今でも充分使えるのですね。

毎日のように検索で我がブログにiPad2ネタを見に来る人が絶えないので、何か新しい記事を書かねば!とずっと思っておりました(笑)

そこで、今回はiOS9.3.5の導入の感想と、最近の使い方について書こうと思います。

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大江健三郎はなぜ嫌われるようになったのか

最近は、時間があると上掲のシリーズ記事の下調べをしている。1960年の開高健訪中の記録である。

これ自体は全90頁程度の短い文章だけど、内容を詳細に解読するにあたって、訪中団の他の参加者の記録にも目を通している。他の参加者の記録を読むことで、開高健の見聞を多角的に検証できる…と思ったからだ。

そうすると、まず第一に目を通すのは、日本文学代表団の7名が共同執筆した『写真中国の顔ー文学者の見た新しい国』という本になる。

現在、アマゾンやヤフオクで古書が手に入る。

これを読むと、1960年時点で、7人の日本人がどのように中国を見たのかがわかる。そして、この7人の視点を通じて、訪中記を読んだ当時の日本人が、中国をどのような国だと認識したのか、時代の空気が読めてくるのではないか。

7人の記録の一字一句を、鵜の目鷹の目で揚げ足を取るようなことは不本意である。所詮過去のことだし、今よりはるかに情報が制限されていた当時の中国の訪問記を、現在の我々が間違い探しをして、嘲笑するのも卑劣な気がする。

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しかし、現在も存命中で、日本社会に大きな影響力を持つ大江健三郎が、当時の中国をどのように見たのか…これを共有するのは、現在の大江健三郎と、彼が日本に及ぼした影響を考える上でも有益ではないか。

そして、大江健三郎が日本の保守的な人たちから嫌われているのが、私にはイマイチ理由がわからずにいる。そもそも、彼が嫌われるようになったキッカケはなんだったのか。

そこで、上掲の書籍より、幾つか抜粋して、大江健三郎の中国観を考えてみようと思ったのである。

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ガンディーからジーン・シャープへ…安冨歩の非暴力闘争論の変遷

▲朝からこちらのまとめが話題になっている。

そもそもの発端は琉球新報の記事である。

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▲まとめにあったツイートより拝借した。

私もこちらの記事をネットで読んでいたけれど、漠然とした違和感があった。それは「まとめ」の方で指摘されているようなものではない。

安冨歩さんは、そういう考えの人でしたっけ?

…ということである。

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【悲報】ココナッツサブレ、小分けパッケージ化で枚数が減少

 先日、このツイートが話題になりました。

元々私はココナッツサブレが大好きでして、特に日本から中国へ行く時は必ず持っていくようにしています。

常温保存可能で、エネルギー量も多いので、小腹がすいた時に大変便利です。

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ツイッターのフォロワーが2万8千を突破しました(蓮舫「二重国籍」疑惑について)

ツイッターのフォロワーが3日前に2万8千を突破しました。

2万7千突破が7月21日ですから3ヶ月弱で+1千。今回はちょっとスローペースでした。

今まではフォロワーが1千増える度に、ツイッターでそれまでの報告と総括をやってましたけど、今回からはブログの方でやります。

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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gの購入を悩んでいる人のために

▲本記事は、これら2つの記事の続編となります。

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AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを4年前に購入して以来、このレンズを使いこなすために、いろいろ悩んで試行錯誤しながら積み重ねてきた私の考察を、こちらにまとめて公開しておきます。このレンズの購入を検討している方々の参考になれば幸いです。

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ニコンがアンリ・カルティエ=ブレッソン生誕百周年記念のレンズを出していた?

▲レンズの防滴性能について、ニコンの人と話している内に、マウント部分に「ゴム」がついていて、鏡胴が伸縮しないタイプのレンズは「防滴」と言えないまでも、耐水性に優れていることがわかりました。

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そこで該当するレンズを探していたら、既に手元にある「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」が、その条件に合致すること判明。青い鳥は自分の家の中にいたわけです。

ただし、このレンズの耐水性がどの程度のものなのかわからない。そこで、カメラと同じように、レンズの耐水性について実験した動画がないだろうか…と思い、YOUTUBEの関連動画を片っ端に見ていた時に、不思議なものを発見したのでした。

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過労で自殺した女性社員が私のフォロワーだった件

10月7日の夜遅く、電通の新入社員の女性が過労で自殺した…というツイートを見て、私も憤慨した1人だが、その後に自殺した女性のツイートがリツイートで、私のタイムラインにも回ってきたので、彼女がツイッターをやっていたことを知った。

一体どんな人だったのだろうか…と思って、アカウントのホームを開いてみると…プロフィールに 

「未だにお財布から人民元が出てきます。」

TOKYO BEIJING

…と書いてある。「BEIJING」とは北京のことだ。

中国に縁の深い人だったのか…でも、ちょっと待て。

よーく見ると、彼女は私のフォロワーだった。

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ExploreCamsで改めてニコンD40の良さを見直した件

▲こちらで紹介されているウェブサイト『ExploreCams』を知って以来、狂ったように見まくっています。

このサイトのスゴいところは、カメラとレンズの組み合わせで、サンプル写真を出して、カメラの画作りやレンズの描写能力が判ることですね。新しいカメラやレンズを購入する時の参考になります。

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【チャイナウォッチャーとしての開高健】(序)『過去と未来の国々』を解読する

高校生の時以来、ずっと「中国とは何か?」ということばかり考え続けている。

そのために、留学して中国語を学んだり、中国に住んでみたり、日々、中国に関するニュースや本を読んでいるのだけれど、長年こういうことばかり繰り返しても、未だによくわからないのは、中華人民共和国成立(1949年)から日中国交正常化(1972年)までの中国がどのようであったのか…ということだ。

1949年から1972年の中国がどうであったのか…というのは、当時中国で暮らしていた人、行ったことのある人の多くがまだ存命中である。本を読んで知ったつもりでいたら、当時の中国を体験した人に会った時、自分の知識が生半可なものであったことを思い知らされる。なので、当時を知る人に会うと、根掘り葉掘り、昔話を聞くことにしている。

この時期の中国を、日本で発行されている本で知ろうとすれば、社会的な出来事…大躍進やら文革…などを俯瞰するのがほとんどで、個人の視点で当時の生活や社会の様子を知ることができる記録がほとんどない。

あったとしても、中国人の記録を翻訳を通じて読むぐらいか。そして、この時期を扱った記録は、極端なバイアスがかかったものが少なくない…というのが現状である。

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カメラとレンズの防滴性能について(ニコンの場合)

▲なぜかこのニコンD40の記事に毎日たくさんのアクセスがあります。ケゲンに思い調べてみたら、今グーグルで「D40」を検索すると、この記事がかなり上位に出てくるのですね。

今でもD40に根強い人気があるのは嬉しいけど、そんな名誉あるカメラの名前を検索にかけると、私の記事が出てくるのはちょっと気恥ずかしいです。

今年の8月1日にD40は部品保有期限が終了し、その直後に私のD40の故障が発覚したので大急ぎで修理に出しました。

無事に修理が完了し、新品のようになって帰ってきましたが、次に壊れるともう修理は不可能です。

残念ながら、D40は今後自宅内で物撮り専用に使うことにしました。

では、今後、外に持ち出して…私の場合は主に中国での旅行に持ち出して…使用するカメラはどうしたらいいのか。それをこの1ヶ月ほど、悩み続け、色んな人の意見を聞いてみました。この記事はその記録になります。

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