【「旭日旗」の禁止は予定していない=東京五輪組織委員会】
— 🥮くろ⭐️いろ✨中国。🐕 (@bci_) September 13, 2019
日本の東京五輪・パラリンピック組織委員会は13日、「旭日旗」の掲示に政治的意味合いはなく、使用を禁止する計画はないと述べた。https://t.co/OLBNd5jFLd
このしばらく、ずっと旭日旗の禁止の是非がツイッターでも話題になっている。
そう言えば最近、旭日旗は海軍だけが使ってたと思いこんでいるネトウヨがいたので驚いた。連隊旗だって旭日旗だと教えたら、気まずかったみたいで適当にスルーされた。こういう人たちが旭日旗をオリンピックに持ち込もうとしていること自体、旭日旗に対する「不敬」であり「侮辱」ではないかと思ったw https://t.co/0f2QaTemFc
— 🥮くろ⭐️いろ✨中国。🐕 (@bci_) September 7, 2019
▲私はこちらの連投でも書いたように、オリンピックに旭日旗を持ち込もうとする人たちへの不快感がある。
でも、オリンピックに旭日旗を持ち込むことを禁止する件については、同意できない。そんな禁止事項を設けるべきではない…と考えている。
例によって全方位でケンカを売っているような話になるわけだがw、その理由を説明すると以下のようになる。
旭日旗を禁止すると、今後、他の旗も禁止になってしまう
旭日旗を禁止して、オリンピックに持ち込むことができない…という前例を作ってしまうと、たとえば中国がチベット旗やウイグル旗なども今後オリンピックの会場や、その周辺に持ってきてはいけない…というルールを決めることが可能になってしまう。
▲こちらは2008年に長野県で行われた北京オリンピックの聖火リレーの様子。チベットの旗が見える。
オリンピックのような大型の国際イベントになると、ある国家にとっては国威発揚の政治舞台として利用するだろうし、弾圧されている少数の側が自分の意見を国際社会に訴えて、ある国家の暴虐非道を告発することもある。
そこで、IOCを通して特定の旗を排除するようになると、少数者への弾圧に加担することになってしまう。IOCの取り決めで、特定の旗を公式に排除できるようなルールを作ってしまうと、この開催国の官憲を使って特定の旗やその持ち主を排除するだけでなく、逮捕・拘束することもできるでしょう。
そうすると、オリンピックというスポーツイベントが、極めて政治化してしまう…主に少数者を弾圧している国家の側が有利になってしまう。
だから、旭日旗に限定せず、オリンピックのような国際イベントで、特定の旗の持ち込みや使用を禁止しない方が良い…と黒色中国は考えるのであります。
旭日旗は「弾圧される少数者の旗」ではないけれど、これは日本の愛国者の皆さんに、「おもてなしの心」を発揮していただいて、自主的に自粛してもらうのがベスト…と思います。
▲「旗」を禁じても、旭日旗を取り入れた服や帽子、カバンなんかもありますので、たぶん愛国者さんは、こうした服やグッズの形で持ち込んだりもするのは容易に想像できますね。それに、旭日旗の持ち込みを禁止したら、朝日新聞社はオリンピック取材ができないのではw
【「旭日旗の五輪会場持ち込みを禁止したい人たち」の心情】 - 黒色中国BLOG https://t.co/9bMLuCKMhF
— 🥮くろ⭐️いろ✨中国。🐕 (@bci_) 2019年9月16日
連投を補足する形で、中国で発生した旭日旗を巡る騒動も取り上げ、「右傾化日本」に対するマレーシア華僑の知人の反応も加筆しました。折角の東京五輪を、日本のネガキャンの場にしてはいけません pic.twitter.com/dfPF2PbzQU
▲続編…というわけではないのですが、ツイッターではその後も旭日旗の話題が続いておりまして、こういう記事も書いてみました。ご興味ある方はこちらもどうぞ。