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黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

BluetoothとWiFiの干渉を解決した件

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私のネット接続環境

現在、ノートPC2台、2in1のWinタブを1台、タブレット2枚、スマホ1台、キンドル・ペーパーホワイト1台を、状況に応じて使い分けています。

これだけのデバイスをネットに接続するとなれば、WiFiを利用することになりますが、以前からネット接続時の動作が遅くなったり、ちゃんとつながらないことが少なくありませんでした。

そのため、メインで使用しているノートPCは、LANケーブルを介してネットに接続するようになりました。

このように、根本的な問題解決をせずに、通信障害を「回避」して解決し、メインのノートPC以外のデバイスでWiFi接続がたまに怪しいのは、仕方がないこと…WiFiとはそういうものなのだろう…とあきらめていました。

【目次】

Bluetooth機器の通信障害

ところが、最近はWinタブの利用が増えました。

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Winタブ使用時は、Bluetoothのキーボードとマウスを使うのですが、そうすると、マウスがちゃんと反応しなかったり、キーボードの動作が若干怪しかったりするのが気になります。

特に、マウスは全く使い物になりません。

ググってみると、Windowsの設定をいじくって、改善する方法が幾つか見つかりましたが、どれも問題解決には至りませんでした。

Bluetoothってアテにならない技術なんだなぁ…とガッカリしました。

でも、ちょっと待て。

以前、中国で旅行中に同じWinタブ+Bluetoothマウスを使っていた時は、何の障害もなく使えたんだけど…あれは何故だったのか?

犯人はコードレス電話?

試しに、仕事部屋とは別の、離れた部屋に移動して、Winタブ+Bluetoothのキーボードとマウスを使ってみました。

すると…何の問題もなく使えました。文字も打てるし、マウスの動作はまるで有線みたい。いっさい途切れません(!)。

何が違うのか?

この手の通信障害のことをググってみると、2.4GHz帯の電波を使用する機器のことが色々出てきます。そこには必ずと言っていいほど、電子レンジコードレス電話のことが書かれています。

そういえば、仕事部屋の電話機はコードレスでした。しかも、PCを使う机の近くに置かれている。

そこで、試しにコードレス電話の子機のバッテリーを外して電源を切ってみたら…マウスの動きは改善しました。

たぶん…コードレス電話は通話していない待受状態でも、電波が出ていて、それがBluetooth機器に障害をもたらすのでは?

しかし、「非常に良くなった」ものの、先程の「離れた部屋」ほどの改善ではありません。時折、マウスの動きが怪しい。

何が違うんだろうか…改めて仕事部屋の周囲を観察してみました。

隣家からの電波障害

仕事部屋の窓は、隣家に近いため、近所で電子レンジを使っていたりすると、電波が仕事部屋にも届くのかも…しかし、これだけは防ぎようがありません。

▲高周波電磁波を防ぐカーテンがあるけれど、かなりお高い。

窓越しに届く隣近所からの電波は諦めるとして、1つ、気になる現象がありました。

大きめのウェブサイトを開くと、マウスがフリーズする

Bluetoothマウスの動きが途切れるタイミングを思い返すと、ブラウザで大きめのウェブサイトを開いた瞬間が多いことに気がつきました。たぶん、WiFiの動作とBluetoothマウスの異常は関係があるはず。

試しに、大きめのウェブサイトを開いてみると、Bluetoothマウスの動作がおかしくなるのが確認できました。

WiFiルーターも2.4GHzの電波を出しています。

それに、このWiFiルーターは仕事机の近くにある。

たぶん、WiFiルーターも「犯人」なのでしょう。

離れた部屋」でBluetooth機器に異常が出ないのは、コードレス電話から離れたこともありますけど、WiFiルーターからも離れているから…ではないかと思います。

私の推測をまとめると…

  • コードレス電話は通話せず、待受状態でも、たまに電波を出している。しかし微弱なものなので、たまにしか障害にならない。
  • WiFiルーターは、データ量が少ない時は良いけれど、データ量が多くなると、WiFiルーターの電波障害が長く続くため、Bluetooth機器に障害が及ぶ。特にWiFiルーターの近くにBluetooth機器があると影響を受けやすい。

…という事情が考えられます。

WiFiを5GHz帯のみにする

今まで使用していたWiFiルーターはIEEE802.11b/gのみに対応の、古いものでした。

IEEE802.11では、「11b」、「11g」などは、2.4GHz帯を使用し、「11a」や「11ac」などの「a」がつくものは5GHz帯を使用しています。

仕事部屋でのWiFi接続を「11a」か「11ac」のみにして、2.4GHz帯の電波を出さないようにすれば、2.4GHz帯を使用するBluetoothへの悪影響も抑えられるのでは?

人工衛星と同じ技術

WiFiルーターの選定にはかなり時間をかけましたが…

▲この記事が決定打になって、NECの製品にしました。人工衛星と同じ技術が利用されている…というのは、「男の子」の心をくすぐるではないですか(笑)

▲設定で、2.4GHz帯の電波出力を止められます。本体のLEDランプに「2.4GHz」とあり、ちゃんと設定で止めてやれば、このランプが点滅しなくなります。

『5GHz帯のみのWiFi環境』使用開始から約1ヶ月 …

現在の私の仕事部屋の状況を整理すると、以下のようになります。

  • コードレス電話の子機のバッテリーは外し、2.4GHz帯の電波を出さない。
  • WiFiは5GHz帯のみで利用し、2.4GHz帯のWiFiの電波を出さない。
  • 2.4GHz帯を利用するのはBluetooth機器のみ。

このような環境を実現すると、WiFiの通信や、Bluetoothマウスの動作が、以前のように途切れることはなくなりました。

たった6千円程度でここまで改善するものなら、もっと早めに着手しておけば良かった…。

しかし、幾つか新しい問題も出てきました。

「離れた部屋」でWiFiが使えなくなった

11a」「11ac」が使用する5GHz帯の電波は、直進性が高いため、前述の「離れた部屋」ではWiFiが使えなくなりました。

「離れた部屋」は新しく購入したWiFiルーターと同じフロアの8mぐらい先にありますけど、真っ直ぐの廊下の先の、90度曲がったところにありますし、木製の扉が間にありますから、5GHz帯の電波が届きません。

5GHz帯は直進性が高い、障害物に弱い…とは聞いていましたけど、ここまで弱いとは思いませんでした。

離れた部屋」でネットにつなぐことはほぼないので、別にいいんですけど…もしそういう必要があれば、モバイルルーターを持っていけばいいし…と思ったところで、次の問題に気づきました。

2.4GHz帯のモバイルルーター+Bluetooth機器の場合

Winタブを外に持ち出す場合、ネット接続はモバイルルーターを使用するのですが、現在私が所有しているモバイルルーターは5GHz帯に対応していません。

モバイルルーターを屋外で使用する場合、屋内で据え置きのWiFiルーターを使用するよりも、デバイスとルーターの間の距離が近い…例えば、カフェの小さなテーブルの上で、Winタブの近くにモバイルルーターを置いて使用したり。

もちろんBluetoothのキーボードもマウスも隣接させて使用するわけですから、これでは、2.4GHz帯の電波障害で、まともに使用できないのでは…

そこで、実験してみました。

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上にちょこっと見えている黒いのがWinタブ。下に見えるのがBluetoothのキーボードとマウス。Winタブとキーボードの間にあるのはモバイルルーター。それとついでに、コードレス電話の子機もくっつけて置いてみました。

この写真の状況のままで、ネットに接続し、キーボードとマウスを使用してみましたが、意外なことに、Bluetooth機器には問題なし。マウスはたまにひっかかる感じがありますけど、さほど深刻な障害ではなく、この原因が、モバイルルーターにあるのか、コードレス電話にあるのかわかりませんでした。

ところが…ネット接続が非常に緩慢になりました。つまり、モバイルルーターの方で問題が出てきたのです。

モバイルルーター vs Bluetooth機器だと、モバイルルーターが負けてしまう

Bluetooth機器の電源を切って見ると、モバイルルーターのすぐそばにコードレス電話があっても、何の問題もなくネット接続できます。大きめのウェブサイトを開いても、閲覧はスムーズです。いつも私が見ている産経の中国・台湾関連ニュース一覧ページを、数秒で完全に開くことができます。

でも、Bluetooth機器に電源を入れて、モバイルルーターに隣接させて置いた場合、キーボードやマウスには異常ないけれど、ネット接続のスピードが遅くなり、ウェブサイトの閲覧はぎこちなく、緩慢になりました。産経の中国・台湾関連ニュース一覧ページは数分たっても、完全に開くことができません。

このモバイルルーターは、以前私が使用していた据え置きのWiFiルーターとは全く別のものです。たぶん想像するに…

  • 据え置きのWiFiルーター(2.4GHz帯のみ)は出力が強いため、Bluetooth機器に異常が出る。
  • モバイルルーター(2.4GHz帯のみ)は出力が弱いため、Bluetooth機器の電波が勝ってしまい、WiFiに異常が出てしまう。

…ということではないかと思います。

何度も繰り返し、Bluetoothのキーボードとマウスの電源を入れた場合、切った場合を確かめて見ましたが、Bluetooth機器に電源を入れていると、確実にモバイルルーターによるネット接続は緩慢になりました。

つまり、モバイルルーターとBluetooth機器を併用しようとすれば、モバイルルーターを5GHz対応のものにして、Bluetoothと被らないようにする必要があるようです。

現在のところ、私がモバイルルーターを使用するのは、たまにしかないことなので、あまり深刻な喫緊の課題ではありません。そのうち、値段のこなれた頃を見計らって、11ac対応のモバイルルーターをゲットしようと思います。

白黒のキンドルに5GHz通信対応のものはない

昔から旅行の際は、「本」が悩みのタネでした。

長期旅行になると、バックパックの中の本が、10冊…20冊と増えて、まるで本の行商人みたいな状況になって困っておりました。

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

 

なので、Kindle Paperwhiteが日本で発売された時はすぐに購入しました。その後、この白黒系のキンドルは新しいモデルがたくさんでましたけど、特に飛躍的な変化はありませんので、2012年に発売された第5世代を今も使い続けています。

仕事部屋のWiFiを5GHz帯のみの環境にした後、アマゾンで購入したキンドルのコンテンツをダウンロードしようとすると…ここでやっと気づきました。第5世代のKindle PaperwhiteのWiFiは2.4GHz帯のみで、11acはもちろん、11aにも対応していません。

Kindle Paperwhiteのコンテンツはテキストオンリーが基本だし、コストダウンのためか、第5世代以後の白黒系キンドルも5GHz帯の対応はしていません

キンドル・ファイアだと11aに対応したものがあるんですけどね…。

そんなにしょちゅうKindleのコンテンツを購入するわけでもないし、旅先のWiFiに繋いで使うことが多いので、これも急いで解決すべきことではありません。

アマゾンが11a対応のKindle Paperwhiteを出してくれるのを待とうと思います。

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