▲こちらの記事で取り上げている、
靖国神社の前で、制服の少女を多数見かける。学校への通り道になっているようだ。みな、立ち止まって一礼する。美しいと思う。 pic.twitter.com/IXTtubeq
— 黒色中国 (@bci_) 2012, 9月 26
▲このツイートは、私が6年間22万ツイート以上つぶやいてきた中でも「ロングランヒット」で、今でも時折、RTする人が現れる。一度RTが始まるとしばらく連鎖するので既に900RTを越えているのだが、昨日は白百合学園に通っていた人からリプライを戴けた。せっかくなので、皆さんとも情報を共有するため、こちらに記録しておこうと思う。
【目次】
白百合学園の元在校生から寄せられたリプライ
私の行ってた学校なのですが、一礼の指導はありました。ちゃんと理由があるのですよね。"@bci_: 靖国神社の前で、制服の少女を多数見かける。学校への通り道になっているようだ。みな、立ち止まって一礼する。美しいと思う。 pic.twitter.com/kJa70YAu1y"
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 13
ちなみにランドセルの蓋が黄色いのは1年生だからじゃありません、デフォルトです(笑)"@bci_: 靖国神社の前で、制服の少女を多数見かける。学校への通り道になっているようだ。みな、立ち止まって一礼する。美しいと思う。 pic.twitter.com/kJa70YAu1y"
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 13
参道の端を歩かないと注意されました。英霊云々より宗教的な死者への礼儀として会釈をすると指導された記憶。立ち止まらずに会釈だけのことが多かったような。言われて初めて、色んな意味で凄いことなんだなと今更認識。"@bci_: 靖国神社の前pic.twitter.com/kJa70YAu1y"
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 13
この指導をしたヨハネ・パウロ2世は学校創立100周年の年に来校したようですが、私がここに入ったのはその翌年でした。"@bci_: 靖国神社の前で、制服の少女を多数見かける。学校への通り道になっているようだ。みな、立ち止まって一礼する。美しいと思う。
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 13
沢山RTして頂いてますが、これは愛国主義とか英霊とかの話ではないというツイートもしてますので、そちらもご覧ください。RT 私の行ってた学校なのですが、一礼の指導はありました。ちゃんと理由があるのですよね。"@bci_: 靖国神社の前で、制服の少女を多数見かける。学校への通り道に
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 13
@bci_ こちらこそ突然沢山ツイートすみません。カトリック校なので、戦没者云々・愛国心云々ではなく、あくまで「亡き方たちへ、ここを通らせて頂くことへのご挨拶」という、宗教を超えて人としての教えだと私は理解してましたので、靖国神社だからというよりも、「たまたま靖国神社が隣にあって
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 14
@bci_ 通学路としている」だけであり、靖国神社だからそうしなさいと教えられたわけではなくそこを履き違えないようご紹介頂けたらと思います。幼稚園では送迎の母親に対しても「お送り頂きありがとうございます。行って参ります」と言って頭を下げる学校ですので(^_^;)←今は知りませんが
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 14
@bci_ 恐らく内部でも世代によって人によって、記憶も学校からの指導も違うでしょうが(身内他に3人出身ですが皆違うこといいます笑)、私の頃は丁度ヨハネ・パウロ2世来校直後であったから余計だったのかもしれません。参道の真ん中を歩いたらもう、即注意されてましたので(^_^;)
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 14
@bci_ 参道の真ん中がダメなのは、宗教的な背景に則っていたのかは分かりません、私は物心ついた時にはこの学校でそう教えられていたので…ただ、どこでも常に(学校の廊下も)道の端を歩く決まりでした。恐らく神社のルールと、公共のマナーどちらの意味でもあったのでしょうね。
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 14
@bci_ 躾に厳しい学校でしたので、傘はブラブラしないように持ち手でなく留め具のところを持つとか、マフラーは結ばず左右重ねて必ずコートの下にするとか、細かな規則がありましたが(中高はまた別)、振り返るとありがたい躾ばかりでした。
— 中谷真希枝 (@makie_nakaya) 2015, 12月 14
ようするに、白百合学園では礼儀作法が厳しくしつけられており、ヨハネ・パウロ二世のお言葉もあって、通学路として利用している靖国神社に敬意を払うようになったけれど、愛国主義とか英霊云々というのが理由になっているわけではない…ということなのだ。
そもそもの発端が
ヨハネ・パウロ2世が1981年に来日された折、白百合学園の生徒から「通学路に靖国神社があるのですがどうすればいいですか?」と問われました。パウロ2世は、「頭を垂れて通りなさい」とお答えになったそうで、それ以来、靖国神社の前で頭を下げる白百合学園の生徒の姿が見られるようになったということです
…という事情なので、子供たちはどちらかと言えばヨハネ・パウロ二世のお言葉を尊重しているから結果的に「頭を垂れて」靖国神社を通ることになっている…とも言える。
経緯はそうであれ、毎朝英霊に一礼する少女たちがいることはやはり嬉しいし、今の世の中に礼儀正しくあることを心がける人たちがいるのは感謝である。その気持に変わりはない。
…ともあれ、正しい背景がわかったのは非常に良かった。
中谷さん、教えていただきありがとうございました。