実は、我がブログはこちらの記事のアクセスが結構多くて、グーグルで「アブ 4600C3」で検索すれば、かなりの上位に出てくるようになっております。
アクセス解析を見ると、5年前に書いたリールの記事がよく見られているので、そういう皆さんのためにも、ブログで釣りネタを再開させたのでした。
4600C3のカーボンマトリクスドラグ化
丸形のクラシックアブには、サードパーティ製のドラグワッシャーがあり、5年前の記事で交換したのはそれでしたけど、アレって一番キツくしめた時はガチガチにドラグが効くけど、それ以外はユルユルで、ようするに、「中間の微妙の調整」ができないドラグワッシャーでした。
▲ところが、アブ純正&最新のカーボンマトリクスドラグは、古い4600C3でも使用可能でして、1枚たったの200円。4600C3ではワッシャーを3枚使うので、釣具屋で取り寄せしたら600+消費税で済みます。
▲Amazonでも販売してまして、こちらだと3枚+送料160円で合計820円で購入できます。 釣具屋の取り寄せだと送料はかからないけど、時間がかなりかかります。そもそも釣具屋に足を運ばねばいけませんし。Amazonで買うのが手っ取り早くて良いです。
▲コロナ収束後の中国釣行のため、日本でメーターオーバー級の魚を狙って修行しようと思ったわけですが、開高健に憧れて、この道に踏み込んだ私としては、やはり古い丸アブでやりたい。そのために、まずはオーバーホールとドラグワッシャー交換から着手したのでした。
丸アブのオーバーホールのコツ
古い丸アブのオーバーホールは非常に簡単です。ネットで色々情報がありますので、それらを参考にやればほぼ誰でもできると思います。私の方から申し上げておくと…
▲すごくイイカゲンにやってる感じですけど、実際かなりイイカゲンですw
丸アブは
- ハンドル側
- パーミングカップ側
- レベルワインダー
の3部構成になっておりまして、いっきに全部をバラバラにせず、ハンドル側だけ、パーミングカップ側だけで着実にやっていれば、間違えたり、失敗する可能性はほぼないです。
- 部品を紛失しない。
- 無理に力任せにやって破損しない。
- グリスとオイルの使い分けを間違わない。
- 組み方を間違わない。
以上の4点に気をつけて、ちょっと怪しいな…と思ったら手を止めて、ネットで検索すれば、必要な答えは見つかるはずです。私が思う「間違いやすいポイント」は、ハンドルのスプリングワッシャーは()←こういう向きで組むことかな。こういう細かいところ、ちゃんと解説してくれているのは少ないのです。
https://pfj-parts.com/wp-content/uploads/2015/03/1115453-OBAMB.4600C3.pdf
▲4600C3の分解図はこちら。
▲こちらは最近公開されたばかりの動画ですが、非常にわかりやすかったです。
カーボンマトリクスドラグの使い心地
まだ実戦投入してないので、実釣での使い心地は不明ですけど、交換して机上でいじくり回している感触で言うと、ユルイところからガチガチまでの効き具合のグラデーションが滑らかというのか。以前のサードパーティ製みたいにガチガチでなければほぼ効かない…というのとは違って、微妙な調整ができるようなので好感度高いです。
4600C3は、もう少しイジりたい部分があるので、そこに手を入れてから実戦投入して、またこちらのブログでレポートする予定です(^^)