黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

マウスとマウスパッドの見直し

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中国は2020年には軍事費を35兆円規模まで拡大させるとのことですが、これは2010年との比較で2倍に当たるそうです。

南シナ海の人工島だの、ステルス戦闘機だの、空母だのと着々と軍拡を続け、覇権の拡大に狂う中華人民共和国。東アジアを脅かす軍事大国に対抗するためには、我々はどうすれば良いのでしょうか?

日本も防衛予算を倍増せよ!」という声が聞こえてきそうですが、日本の防衛予算をすぐに2倍に出来たりするものでしょうか。それに、こういうことは個人の立場でどれだけ声を張り上げて熱望しても、早急に実現するものではありません。

そこで、色々思案した結果…「黒色中国」も中国に対抗して「軍備」増強することにしました!…と言っても、黒色中国の「軍備」とは主にパソコン関連の機材になりますが。

2010年をベースに2020年までに2倍の予算を投じ、デジタルデバイスを増強し、作業効率をあげて、ブログとツイッターでの情報配信の質と量を向上させます!

今年の正月は暇に飽かして、こんなバカなことを考えていたのでした(笑)

【目次】

Windows10のマウスは5ボタンに限る

私は昔からマウスにはかなりこだわる男で、色んなマウスを取っ替え引っ替え買ってみてはベストのマウスを探して来ました。その経緯をお話すると長くなるのでこれは置いときますが、私は仕事&私用も兼ねて、毎日に10時間以上は必ずPCに向かっていますから、なるべくストレスの少ない、軽くて持ちやすい、壊れにくいマウスが絶対不可欠となっております。

レノボ・ジャパン ThinkPad USBレーザーマウス 57Y4635

レノボ・ジャパン ThinkPad USBレーザーマウス 57Y4635

そんな私が長年使用してきたのはThinkpadのUSBレーザーマウス。軽くて、丈夫で、小さすぎず、大きすぎず、持ちやすく、疲れにくく、滑りにくく、精度は高いです。それと、変に凝ったエルゴノミック・デザインよりも、シンプルな線対称デザインの方が持ちやすいと思います(※個人の感想です)。

見た目は平凡でちょっと大きめっぽいのですが、重量はたったの77g。全面的にゴムっぽい感じでツルツルした表面ではありません。ホイールの回転も程よい軽さと粘りがあって、さすがはThinkpad用!とうなりたくなる銘機です。予備も込みで2つ持ってます。

レノボ・ジャパン ThinkPad Bluetooth レーザー・マウス 0A36407

レノボ・ジャパン ThinkPad Bluetooth レーザー・マウス 0A36407

▲ただし、形をそのままにBluetoothマウスにしたこれが、極めて駄作でして、単3電池を2本も内蔵するので、重くて疲れやすいです。

▲旅行時にNexus7でマウスを使おうとしてBluetoothマウスを物色した際に、この記事を書きましたけど、この時に購入したエレコムのM-BT13BLBKというマウスがあります。

これはNexus7では認識してくれなかったので、死蔵していたのですが、その後ノートパソコン用のマウスとして再登板させた時に、意外な2つのメリットに気づきました。

メリット(1)チルトホイールが素晴らしい

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▲この真中にゴム、両脇に銀色のパーツを配したチルトホイールが非常に使いやすいです。回転の軽さと微妙なクリック、左右に動かした時の「カチッ」と来る精密感が素晴らしい。これには心底惚れました。

メリット(2)サイドボタンは素晴らしい

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▲このマウスの右側に2つのサイドボタンがありますけれど、これが非常に便利なのですね。

マウスにたくさんのボタンがあるタイプは昔からありましたけど、ジョブズがワンボタンマウスにこだわったように、私もシンプルなマウスにこだわる派でして、2つ以上ボタンがあるマウスは邪道だ!と、ずっと思い込んでいました。

でも、Windows10の時代になって既に1年以上が経過して、タイル調の「スタートメニュー」が定着してくると(Win8の時からありましたけど)、サイドボタン1発でスタートメニューが呼び出せるのが非常に便利だと思うようになりました。

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▲「スタートメニュー」とは、これのことです。私の場合、ここによく使うアプリの他に、天気予報やスケジュールなども入れてます。

それと、複数のアプリを立ち上げている時に、「アプリ切り替え」のボタンがあると非常に便利です。

私の場合、前のサイドボタンに「スタートメニュー」、後ろのサイドボタンには「アプリ切り替え」を割り当てています。

一旦、この作業感覚になれてしまうと、もう従来のマウスには戻れません。でも、「Thinkpadの5ボタンマウス」というのは存在しません。そしてM-BT13BLには同型の有線タイプというのが存在しません。臨時の外出用ならBluetoothでも良いのですが、常用するマウスは有線でないとダメです。

そこで、一番近い形状のエレコム製マウスを探すことにしました。

M-LS15ULとM-BT13BLの比較

エレコムのマウスはラインナップが豊富で、特徴と種別が把握しにくいのですが、大雑把に分けると、

  • 高級機種の「EX-G」シリーズそれ以外
  • サイズはL・M・Sを用意。
  • たまに静音タイプというのがある。
  • 基本的にエレコムは、エルゴノミックデザインが好きらしく、シンプルな線対称デザインは一部だけ。
エレコム 有線マウス レーザー 5ボタン Mサイズ ブラック M-LS15ULBK

エレコム 有線マウス レーザー 5ボタン Mサイズ ブラック M-LS15ULBK

 

▲現行のラインナップで、M-BT13BLに最も近い有線マウスはこれになります。

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▲私はこの手の「腰がくびれたマウス」が嫌いなんですけど、しばらく使っている内に慣れました。

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▲腰がくびれて、接地面が広がっているんですけど、これだとつまみやすく、安定感があるのですね。それと、「末広がり」になっているせいで、マウスを移動させた時に指の端が机に擦れないようになっているのです。

それと、マウスの上面が斜めになっているので、サイドボタンの配置も斜めっているのですね。こうすると、親指で後ろ側のサイドボタンをクリックしやすいのです。

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▲M-BT13BLの場合、直線のデザインなので、後ろのサイドボタンはちょっとクリックしにくい欠点がありました。

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▲M-LS15ULは上面前方のボタンが指の形にそって滑らかに凹んでおりまして、これも指に自然と合います。マットブラックの塗装で、滑りも若干軽減。それと、ホイール中央のゴムの部分に「ギザギザ」がついていて、指への引っ掛かりが向上しています。それと、オムロン製スイッチの精密感ある「カチッ」という感触が秀逸です。

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▲こちらはM-BT13BL。ホイールのゴムはツルツル。ボタンに凹みはなく滑りやすいです。

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▲見た目は地味でダサダサで何の可愛げもない黒ネズミですが、マウスというのは見た目じゃなくて、実際の使用感が大事ですね。

持ちやすさとか操作感とか精度などは抜群にいいんですけど、難点を上げるとちょっと高精度過ぎるというのか、まだ私が慣れていないこともあると思いますが、非常に滑らかでポインターを高速度で移動できるのはいいんですけど、精密感ありすぎで疲れるんです(笑)。

Thinkpadのマウスは、全体的に「あそび」が残されているというのか、「精密過ぎない」作りで、ダラダラとリラックスして使っていても、それなりに使えて、それが良かった。

精密過ぎるジャパニーズ・マウス(生産は中国ですが)を使いこなすにはまだ時間がかかりそうです。

マウスパッドについて

単にマウスの機能を向上させるだけではなく、マウスパッドも高機能のものを用意して併用すれば、日々のPC使用の効率向上、疲労軽減が実現できるのでは…と考えました。

大昔は、マウスパッドを使っていましたけど、ボールマウスのボールがラバーコーティングになったり(大昔は鉄球だったのですよ)、それなりの精度が普通に出るようになったりすると、あまりマウスパッドが必要なくなってきましたので、この10年以上、マウスパッドは使ってませんでした。

でも、毎日毎日10時間以上、PCを使い続けてマウスを酷使していると、それなりに「精度」を出しているのは自分の努力も結構あって、それが疲労を伴うものであるのがわかってきました。たまにヨソのオフィスとかでマウスパッドを使うと、やっぱり楽だと思いますから。

SteelSeries QcK mini マウスパッド 63005

それから、「最高のマウスパッドってどれだろ?」と探し始めて、たどり着いたのがこちら。

【国内正規品】SteelSeries QcK mini マウスパッド 63005

【国内正規品】SteelSeries QcK mini マウスパッド 63005

▲アマゾンの評価が異常に高いマウスパッドです。昔、牛革製マウスパッドというのがありまして、5千円ほどした記憶がありますけど、それに比べたら安いものです。

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▲全然マウスパッドらしからぬパッケージでした。箱の中に巻き物みたいに丸められて入ってます。

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▲表面はしっとりした触り心地の布になっています。大きさ的には閉じた手のひら2つがスッポリ入るぐらい。丸められていたので「巻きぐせ」がついてますけど、しばらくすると真っ直ぐになる?みたいです。

これって本来はゲーマー用のマウスパッドなのですが、プロゲーマーの高度な要求にも応え、過酷な使用にも耐えうるわけですから、中国の脅威に対抗するためのハードなツイート作業、ブログ執筆にも充分転用可能なはずです。

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▲裏側は細かいシマシマが入ったラバーになっておりまして、一旦テーブルの天板の上に広げると、貼り付いたようになってビクともしません。

このプロゲーマー御用達のマウスパッドに、エレコムの5ボタン・レーザーマウスを組み合わせて使うと、今までの機材環境とは2段階ぐらい上の使用感が得られます(※個人の感想です)。マウスを止めた状態でのクリックの安定感と確実性、マウスを動かした時の素早さと滑らかさ…この「」と「」のメリハリが抜群によくなります。

このマウスとマウスパッドがあれば、中国の軍拡に充分対抗できる!どっからでもかかってきなさい!…と自信に満ち溢れてきます。もっと早く気づいていればよかった。

MP-113BK…外出時に携行するためのマウスパッド

マウスパッドが必要とされる状況は、外出時に多いです。たまたま入ったカフェのテーブルの天板がタイル張りだったとか、ガラスだったとか、微妙な木目だったとか。

香港雨傘革命の時だと、路上で野宿ということもありました。ああいう時にマウスを使える平面ってなかなかありません。アスファルトの上でマウスをゴリゴリつかっちゃうと傷つきそうですし。

そういう状況だと、SteelSeriesみたいなラバーの柔らかいマウスパッドとは別で、コンパクトで固いマウスパッドが必要になってくるわけです。

エレコム マウスパッド レーザー&光学式マウス対応(ブラック) MP-113BK

エレコム マウスパッド レーザー&光学式マウス対応(ブラック) MP-113BK

 

▲色々調べた結果、これにしました。 

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▲表面にある白黒の模様「ランダムドットパターン」のお陰で、マウスの読み取りの誤認識を低減させるそうです。

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▲実際にマウスを走らせてみると、確かに「食いつき」がいい…というのか、マウスの移動に合わせてポインターがしっかり動いているのが手に取るようにわかります。これはこれでいい。難点は表面がヒンヤリしていること。夏だと気持ち良いのでしょうが、冬だと手が風邪を引きそうです。

とりあえず、新年早々こだわり抜いて、マウスとマウスパッドを新たにし、「軍備増強」の手応えを得ました。軍備増強を続ける中国軍の中でも、マウスとマウスパッドにはここまで金をかけてはいないのでは…と言っても、合計3千数百円ですが(笑)。

CPUのクロックスピードとか、メモリの大きさは数値的に優劣がわかりやすいけど、マウスやマウスパッドの使いやすさは数値的に把握できないものの、作業効率に大きな影響がありますから重要ですね。年の始めから、「黒色中国」がちょっと前進した気分になれたのでした。

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