▲オクマのトリオール20という小型のスピニングリールがあって、日本で言えば1000番台ぐらいだろうか。とてもコンパクトな割に頑丈な作りで、ドラグパワーが8kgもある。これにPEラインを巻こうとしたのだが、その時に目についたのが…
▲こちらの中華PE。2号100mで680円である。
今まで中華PEは、よくない噂も少なくないので手を出さなかったのだが、今回用意するスピニングタックルはあくまでも「予備」だし、安いので試しに買ってみようか…と思う、ついポチったのが間違いの始まりなのでした…orz
全然ラインキャパが合わない
オクマ・トリオール20のラインキャパは、ナイロンライン2号で100m巻けるので、PEライン2号100mだったらピッタリじゃないのかな…と思ったのだが、実際に巻いてみると、3割以上余ってしまった…orz
つまり、購入した中華PEは2号なんだけど、実際の太さは2号じゃないのだ。
なにやら、変だな?何を間違えているのか…と思い、良く見ると…
▲「2号」とはどこにも書いておらず、「100M 20LB 0.20mm」としか書かれていない。
▲こちらを参照すると…
- PEの2号は40lb(18kg)、太さは0.242mm。
- 本来、0.2mmの太さは1.2~1.5号の間ぐらい。
- 本来、20lbsはPE1号の強度だが、PE1号の太さは0.171mm。
つまり、私が購入した中華PEのボビン(ライン巻いてるの筒のことね)に書かれているのは、1.2~1.5号の太さ(0.20mm)なんだけど、強度はPE1号(20LBS)と同等。でも、太さは2号(0.242mm)よりもはるかに太い…というのがわかった…orz
実際は4号ぐらい?
▲アブ・アンバサダー4600C3に巻いてみたら、ちょうどいい感じになりました\(^o^)/
▲ちょうどスプールに少し余裕を残すぐらい。
でも、ちょっと待て。4600C3のラインキャパって結構あったハズなんだが…
▲こちらを見ると、0.35mmのラインが100m巻けると書いてある。
さすがに、デタラメな中華PEでも、長さまではデタラメじゃないだろう…と仮定して、私が「2号」を購入して送られてきたのは「4号」(0.342mm)程度だったようです。
…orz
中国製の激安とはいえ、ここまでデタラメとは思わなかった(´Д⊂グスン
一応、素材のダイニーマは日本製らしいので、それを撚り合わせて4号の太さにしているのなら、実際は60lbs(27kg)程度の強度を期待してもいいのかなぁ…
強度がそれ以下だったとしても、一応使えるのなら、別にいいんですけどね。
▲私が買ったのとは同じじゃないけど、こちらの動画でも中華PEについて検証されています。ようするに、太さはイイカゲンだけど、安物だからといって切れやすいことはない…ようで。
ただ、色落ちしやすいから、白を購入するのを推奨されてますね。
私は、4600C3には3号を150mぐらい巻こうと思っていたんですけど、とりあえずこの4号で、どれぐらい使い物になるのか試してみるつもりです。