▲携帯式コーヒーメーカー『コーヒーブリューワー』を使うと、マグカップ1つでコーヒーを淹れられるようになりましたので、それをキッカケに、最近はスノーピークのチタンシングルマグに熱中しております。
▲お湯を効率よく沸かすためにフタを用意しましたが、何度か直火にかけて使ってみたら、マグカップ本体の折りたたみハンドルが熱くなるのが気になりましたので、断熱のためにシリコンチューブを取り付けることにしました。
他のブログなどでも、この改造はよく紹介されていますが、あまり細かい情報は載ってないので、他の皆さんのためにも、ノウハウをこちらに掲載しておこうと思います。
【目次】
シリコンチューブは内径4ミリのものを使用
▲私が使用しているのは、スノーピークのチタンシングルマグ450です。こちらのリンクは私が使用していたMG-043Rの後継機ににあります。スタバのトールサイズと同程度ならシングルマグ300がぴったりなのですが、450の方が汎用性があって使いやすいと思います。トランギアのアルコールバーナーがスッポリ収まるのも嬉しいです。
▲シリコンチューブは、ホームセンターなどで販売しています。私が行った店は10cm単位での切り売りをしておりましたので、内径4ミリのを20cm購入。金額は70円台だったかな…非常に安いものです。
▲ネットでも購入できます
ハンドルの外し方
▲私は写真のようにひっくり返し、左手でマグカップの底を押さえて、右手の指をハンドルの下側(つまり写真では上側)に掛けて、引っ張ったら…すぐに外れました。
シリコンチューブの取り付け方
▲上側からシリコンチューブを通してやります。カーブのところは通しにくいですが、5分とかからず通せるはずです。
シリコンチューブを取り付ける際の注意点
▲スノーピークのチタンシングルマグのハンドルは、左右で形状が若干違います。写真のようにハンドルを起こして組み合わせた時に、左側が右側に少し入るように曲げられています。これで持ちやすくなるので、シリコンチューブはここの部分に干渉しないようにする必要があります。
▲マグカップを直火で加熱した際に、ハンドルが持ちにくくなったとしても、実際に手で触れるのはハンドルの上の部分と横の部分の「逆L字」だけで、基本的に真下の部分には手が触れません。真下の部分は火に近くなり、熱源によっては炎がはみ出てハンドルの下部にあたるので、そこにシリコンチューブをかけておくと、溶ける恐れがあります。
シリコンチューブは、10cm単位で売っていたので、私は20cm購入しましたが、これを2等分して取り付けたところ、5ミリぐらい余分で、その余分がハンドルを組み合わせる時に干渉しました。
だから、シリコンチューブはそれぞれ95ミリ程度で充分と思います。
完成!そして意外な効果も…
▲ハンドルにシリコンチューブを通して、マグカップに取り付けたら出来上がり。
手に取った時の感触がよく、安定感が出てきました。
▲それとハンドルを畳んだ時に「カチャカチャ」と音が鳴らなくなりました。
▲私はスノーピークのチタンシングルマグを、スノーピークの「ソロセット焚」の中に収納しているのですが、この時もハンドルのシリコンチューブのお陰で携行時に「カチャカチャ」と音が鳴らないようになりました。
些細なことではありますが、旅行に持っていくものなので、歩く度に音がなるのでは困ります。これで消音化出来たのは良かったです。