▲海鴎4Bを使い始めてから、ずっと気になっていたのだが、テーブルに仰向けにして置くと、なぜか「カタカタ」と音がして、安定しないのである。
▲それは背面中央にある赤窓の開閉に使う「突起」があるために、テーブル上では傾いて真っ直ぐにならないことが原因である。
ちなみに、ローライフィックスでは赤窓はないので、こうした面倒はない。
なぜこんな細かいことに神経質になるのかと言うと、時折床に置いて真上を撮影する…たとえば古い建築のドーム内の模様や壁画など…の時に、完全な水平置きができないのは困るのだ。
そしてフィルム交換や手入れのためにテーブルに置く時に、テーブルを傷つける恐れもある。
そこで、ちょっと工夫をしてみた。
ピットクッション
▲半球形のポリウレタンに接着剤がついてるもので、扉やドアにつけて戸当り音を和らげる効果がある。滑り止めの効果も抜群だ。
▲これを海鴎4Bの背面の四隅に貼ってやった。
▲見えるかな?半球形の透明なので見えにくいですけど。
これで仰向けに置いてもカタカタしなくなったし、非常に安定性が増した。
革ケースには干渉しないのか?
▲革ケースにも入れてみたが、そもそも革ケースの背面部分は少し余裕のある作りになっていたため、ピットクッションをつけてもちゃんと革ケースを閉じることは出来て、不具合は一切なかった。
というわけで、赤窓式のカメラの仰向け置きに悩んでいる人がいれば(今の時代にそんな人が一体何人いるというのかw)、ぜひお試しください(^^)