中国で日本人がスパイ容疑で拘束されている…というニュースがあって以来、この話題がずっとツイッターで続いている。ほとんどの内容は、日本人にそういう疑いをかけるということは、中国だって日本で同じようなことをやらせているんだろう…というものだが、1つ面白いエピソードが寄せられたので、こちらでも紹介しておきます。
@bci_ 面白い話を思い出しました。 大戦中、中国に送り込まれた日本のスパイが次々に捕まる事態に。 あるスパイは必死に情報を集める。で、一つの情報は、村人全員裸足にされる。 スパイは死に物狂いで、その訳を考えスパイの嫌疑を間逃れました。 さて、裸足にされる理由はなんだったのか。
— 杉本佳男 (@Yoshio_Sugimoto) 2015, 10月 5
これは先の大戦中に、杉本さんの友人の叔父さんが経験したことで、杉本さんは友人から、この話を聞いたそうです。中国のある村に潜伏している日本のスパイを捜索する時に、なぜ全員を裸足にさせるのか?
【目次】
スパイ容疑で裸足にさせられる理由
@bci_ あまり困らせることをしてはいけませんね。 当時、日本の履き物は、主に下駄、雪駄、草履。 中国人に比べて、足の親指と人差し指の間が空いていたようです。 スパイ狩りは、その空きを基準にしたようです。 で、かのスパイは、そこに気づき足の指をしめて難を逃れました。
— 杉本佳男 (@Yoshio_Sugimoto) 2015, 10月 5
なるほど。これは確かにそうかも知れない。私も昔、ずっと下駄を履いて暮らしていた時期があって、その頃は指の間が少し広がったような気がしていた。
中国人の前で顔を洗う時には気をつけましょう
中国軍の中に紛れ込んでいる日本のスパイが、顔を洗う時に、水をすくった手の方を動かすのでバレてしまった…というエピソードがある。
中国人は手で水をすくって、顔の方を動かして洗うから…という理由なのだが、私は中国へ留学に行く前にこのエピソードを知って、中国人が顔を洗う時に注意深く見ていたのだけれど、その違いがよくわからなかった。手が動いているようにも見えるし、顔が動いているようにも見える。
中国の長距離鉄道の旅などで、大勢の中国人に囲まれて過ごす時は、なるべく日本人とバレないように心がけている。顔を洗う時にはちゃんと手ではなく、顔を動かすようにしているが、いちいちそんなの誰も見てくれない。ちゃんと中国人に見られても大丈夫なようにがんばっているのだから、ちゃんと見てよ!と思う。
しかし、そういうわけのわからない感情を心に溜め込んでいれば、思わぬところで日本人であることがバレるだろう。だから、誰にも気づかれなくていい、見てくれなくてもいいよ、見てくれなくても…と思いながら、顔の方を動かして洗うのでした(´Д⊂グスン