黒色中国BLOG

中国について学び・考え・行動するのが私のライフワークです

カメラとレンズの防滴性能について(ニコンの場合)

▲なぜかこのニコンD40の記事に毎日たくさんのアクセスがあります。ケゲンに思い調べてみたら、今グーグルで「D40」を検索すると、この記事がかなり上位に出てくるのですね。

今でもD40に根強い人気があるのは嬉しいけど、そんな名誉あるカメラの名前を検索にかけると、私の記事が出てくるのはちょっと気恥ずかしいです。

今年の8月1日にD40は部品保有期限が終了し、その直後に私のD40の故障が発覚したので大急ぎで修理に出しました。

無事に修理が完了し、新品のようになって帰ってきましたが、次に壊れるともう修理は不可能です。

残念ながら、D40は今後自宅内で物撮り専用に使うことにしました。

では、今後、外に持ち出して…私の場合は主に中国での旅行に持ち出して…使用するカメラはどうしたらいいのか。それをこの1ヶ月ほど、悩み続け、色んな人の意見を聞いてみました。この記事はその記録になります。

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【チャイナウォッチャーとしての開高健】(序)『過去と未来の国々』を解読する

高校生の時以来、ずっと「中国とは何か?」ということばかり考え続けている。

そのために、留学して中国語を学んだり、中国に住んでみたり、日々、中国に関するニュースや本を読んでいるのだけれど、長年こういうことばかり繰り返しても、未だによくわからないのは、中華人民共和国成立(1949年)から日中国交正常化(1972年)までの中国がどのようであったのか…ということだ。

1949年から1972年の中国がどうであったのか…というのは、当時中国で暮らしていた人、行ったことのある人の多くがまだ存命中である。本を読んで知ったつもりでいたら、当時の中国を体験した人に会った時、自分の知識が生半可なものであったことを思い知らされる。なので、当時を知る人に会うと、根掘り葉掘り、昔話を聞くことにしている。

この時期の中国を、日本で発行されている本で知ろうとすれば、社会的な出来事…大躍進やら文革…などを俯瞰するのがほとんどで、個人の視点で当時の生活や社会の様子を知ることができる記録がほとんどない。

あったとしても、中国人の記録を翻訳を通じて読むぐらいか。そして、この時期を扱った記録は、極端なバイアスがかかったものが少なくない…というのが現状である。

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