ツイッターで中国の電源プラグに関する質問がたびたび出てくる。
毎回似たような回答をしているので、こちらでまとめておこうと思う。
▲中国でよく見かけるコンセントの穴はこんなの。
▲こちらに詳しく説明されている。
写真のは、タイプA、タイプC、タイプIに対応したものだ。日本と同じタイプAに対応しているので、日本から持っていった電気製品でも電圧さえ合えば使える。
ただ、たまにタイプIの穴しかないところがあって、そういう時には変換アダプタが必要になる。でも、最近はそれで悩むこともほとんどなくなった。
変換プラグを携行する
▲初めて中国に行った時は、こういうのを持っていった。結構嵩張るし邪魔である。でもすぐわかったのは、全部を使うことはない…ということ。
▲次に購入したのがこれだった。かなりコンパクトになったけど、華奢な印象があってあまり好きになれなかった。
▲2003年頃にこのタイプを香港で見つけてからは、ずっとこれを使用している。かなりコンパクトだし、バラバラにならないので、一部を失くすこともない。一応、旅行の時はこれを持っていくことにしているけれど、たまに忘れて持っていかなかったり、最近は一度も使うことがなかったりする。
近頃は、中国のどこにいっても、この手の電源タップがあるので、自前で変換プラグを携行しても、出番がなかったりするのだ。
とはいえ、やっぱり「保険」のために、自前のマルチプラグを持ち歩くことになる。
ホテルで貸してもらえる
ホテルの人に頼めば、変換プラグやマルチ変換のタップを貸してくれることがある。大体、どこのホテルでも、こういう客の要望があるのだろう。
ホテルによっては、借用書を書かされたり、デポジット(押金)を取られるところもあったかと思うけど、面倒なのはただそれだけです。
現地で買う
マルチプラグを持ってくるのを忘れた、宿泊先にマルチ変換のタップがない、変換プラグもない…という時は、現地で購入することにしている。
先述の旅行用マルチプラグみたいなのはなかなか売って無くても、単機能の変換プラグ(先述のヤザワのものみたいな)は、中国のどこでも…チベットの高原地帯とか、新疆の荒野でもない限り…ちょっと探せば見つけられると思う。価格も特に高くない。昔、香港で買った時は確か10HKDぐらいだったと思う。
中国で生活するとなれば、炊飯器や冷蔵庫などの電源プラグは「たまに使うもの」ではないから、電源プラグの問題はキッチリと片付けないとだめだろうけど、短期の旅先でスマホやカメラの充電をしたい、ノートPCを使いたい…ということなら、なんとか融通が利いてしまうことがほとんどだから、あまり深刻に悩むようなことでもない。近くにいる中国人に聞けば、解決してしまうと思う。